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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

左官を追求して四半世紀
伝統を受け継ぎ後世へ

 

仕事は顧客に喜んでもらえるのが一番

 
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鎮西 小迫社長が下積みに4年間を費やすなど、左官業が日本の伝統技術という枠組みに入れるのに相応しい厳しさを兼ね備えた職種というのがよくわかりました。
 
小迫 確かに私の時代は鏝を持つまで3年でした。しかし、現在は3ヶ月ほどになっているんですよ(笑)。
 
鎮西 そうなんですか! 時代とともに職人さんの人材教育も変化しているんですね。 ほかにも、今と昔ではかなり違いもありそうです。時代の変化も肌で感じておられる小迫社長の仕事観について興味があります。お仕事のうえで特に大切にされているポイントを教えてください。
 
小迫 スタッフに常に伝えているのは、お客様の立場になって考えてコミュニケーションを取ることです。そうすることで、目には見えにくい部分でも理解度が深まってくると思うんです。例えば、一般的にありがちな、お客様に自分たちのやり方を押し付けるような横柄なことはしないだとか、お客様の目線に立ちながら専門職ならではの知識を活かし、さまざまな選択肢やより良い方法を丁寧かつ細やかにアドバイスするなどですね。
 
鎮西 とっつきにくいイメージが強い左官業に一石を投じるべく、お客さんの要望や疑問、不安には徹底的に寄り添う姿勢を取っておられるのですね。私はNHKの子ども向け教育番組などに出演させていただいて、子どもの気持ちを忘れている自分に気が付きました。視聴者であるお子さんや親御さんに伝わりやすいように、相手の目線に立つこと、誠実に生きていることが大切だと思うようになったんです。
 
小迫 結局の所、お客様目線や子ども目線で挑まないといろいろと見透かされてしまうものですよね。真摯に仕事に向き合うには必須事項だと思います。
 
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社員旅行の様子。時代とともに職人の人材育成も変化
鎮西 業界は違えど、小迫社長と共通点が見つかって嬉しいです(笑)。小迫社長は、仕事にやりがいを感じておられるのでしょうね。
 
小迫 やはり、完工してお客様に笑顔で喜んでいただくと、それまでの苦労がすべて報われますよ。そこを追求すると、口コミやご紹介にもつながっていきますからね。
 
鎮西 同感です。舞台なども苦労が多いものの、お客様に喜んでいただき、前向きな言葉をいただくと、また次の舞台に向かっていける良い循環が生まれてきます。同じものづくりの世界に生きているからこその共通点かもしれませんね。
 
 
 
 

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