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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

上質の時間を気兼ねなく 和にこだわった鉄板焼き
和食鉄板 透河 支配人 河野高徳

 
プロフィール 大阪府出身。21歳で料理人になり、2014年から大阪の名店「はせ川」で鉄板焼きを担当した。2019年、45歳のときに脳卒中になり、リハビリを余儀なくされる。料理人の命ともいえる利き腕の自由を失うも、周囲の支えもあり復帰を決意。2020年に支配人として、大阪北新地に「和食鉄板 透河」をオープンした。2021年には半生をつづった書籍『僕はうまれた』(文芸社)を出版。【ホームページ
 
 
 
大阪の一流飲食店がひしめく北新地。そこで2020年11月にオープンしたのが、「和食鉄板 透河」だ。鉄板焼きに和食を融合させた新しいスタイルで、多くの食通をうならせている。支配人を務めるのは、鉄板焼きの料理人として活躍した河野高徳氏。脳卒中で料理人の命といえる利き腕の自由を失うも、支配人として復帰を果たした。店にかける思いや、自らの半生を記した書籍『僕はうまれた』について、深く話をうかがった。
 
 
 

利き腕が麻痺した絶望から飲食の世界に復帰

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪北新地に昨年2020年11月にオープンした、和食鉄板 透河さん。河野支配人は2021年5月に書籍『僕はうまれた』も出版されました。まずは河野支配人のご経歴からお聞かせください。
 
河野 21歳で料理の道に進み、2014年からは大阪の「はせ川」で鉄板焼きを担当してきました。しかし、2019年に脳卒中になり、利き腕が不自由になったんです。「料理人として終わった」と絶望しましたね。ただ、この2年のリハビリ生活を振り返ると、得るものも多かったと感じます。特に、病後に出会った人や、病気になってからも支えてくれた方には感謝しかありません。
 
畑山 絶望の淵から這い上がれたのは、助けてくださった人がいたからなんですね。価値観も変化したのではないですか?
 
河野 ええ、まず私を生んでくれた母への感謝がさらに深まりましたし、もらうより先に与えることで成長できるという、「損して得取れ」の精神を理解できました。また、接客を38歳から勉強した経験や、病後のリハビリを経て、「hard work pays off」、「努力は裏切らない」ということも学べました。
 
 
 
 

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