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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

手技施術による根本治療 患者と二人三脚で改善へ
いぬい整骨院 院長 乾貴博

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 兵庫県西宮市にある、いぬい整骨院さんにお邪魔しています。こちらは2021年2月に開業したそうですね。さっそく、乾院長が治療家を目指したきっかけや独立までの経緯をお聞かせください。
 
 私は小学生から高校生までサッカーを、大学時代はアメリカンフットボールをやっていた関係で、ケガをするたびに整骨院にお世話になることが多く、当時からこの仕事に興味を持っていたんです。大学卒業後は不動産業界に就職したものの、あらためて本当にやりたいことは何なのか見つめ直し、ずっと関心を抱いていた治療家になろうと決意しました。そして専門学校に入学して、柔道整復師の資格を取ったんです。
 
八木 そうだったんですね。専門学校に通われていた頃から、独立を考えていらっしゃったのですか?
 
 はい。早く独り立ちし、自分の手で一人でも多くの方の健康に寄与することが目標でした。およそ10年間で3ヶ所の整骨院で経験を積んだ後、18歳から住んでいるこの西宮に、当院をオープンさせたんです。
 
八木 では今は、その目標を達成しようとしている最中なんですね。ところでいぬい整骨院さんは、保険適用治療にも実費施術にも対応しているとうかがいました。
 
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 おっしゃる通りです。当院は捻挫や肉離れ、ぎっくり腰などのケガに対して保険適用治療を行う一方、首・肩・腰・膝の筋肉や関節の痛みの解消や骨盤矯正、姿勢改善、ヘルニアのケアなどについては自費施術で対応しています。特に骨盤矯正や姿勢改善は女性からご好評をいただいており、いらっしゃる方の7割は女性です。最近では産後の骨盤の調整に来る方も多いですね。若い方やご年配の方も含め、この地域の数多くの方にご来院いただいています。
 
八木 最近はテレワークの影響もあり、姿勢の悪化や骨盤の歪みに悩む方が増え、整骨院の需要も少なくなさそうです。乾院長が患者さんと接するうえで、心がけていることは何でしょう?