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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

相談しやすい行政書士が
市民と行政を橋渡し!

 

難解な役所用語をわかりやすく通訳

 
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宮地 新しいことを始めようと思ったとき、行政書士を選んだ理由を教えてください。
 
西島 自分が提供できる、人の役に立てるサービスは何かと考えたときに、これまで市役所で培ってきた経験を生かせる仕事がいいと思いました。以前から友人や知り合いに、役所に提出する申請書類やホームページに記載されている事柄について聞かれることがよくあったんです。それなら、役所に関する、ちょっとしたわからないことを気軽に相談できるような行政書士になろうと思ったんです。
 
宮地 なるほど、では行政書士の資格はいつ取得されたのですか?
 
西島 実は、市役所に20年以上勤めると資格試験は免除され、経歴などの審査で行政書士として登録できるんです。
 
宮地 へーっ、そうなんですね。やはり、わからないときは有資格者に相談すると安心できます。私も結婚の際、戸籍謄本を取り寄せたり年金の手続きをしたりと、提出する書類がたくさんあって驚きました。最近では、新型コロナウイルスの給付金の手続きが煩雑過ぎてまったく理解できず、大変な思いをしましたよ。
 
西島 そうなんですね。法律に沿って言葉を選んで文章をつくっている行政の書類は、とにかくわかりづらいのが難点です。
 
宮地 何回読んでも全然頭に入ってこないというか。まず、何課に問い合わせたらいいのか、何課を訪ねていったらいいのかさえわかりませんでした(笑)。
 
西島 その気持ち、よくわかりますよ。宮地さんのような方は本当にたくさんいらっしゃいます。ですから、私は難解な役所用語を理解しやすい日本語に通訳するという役割を担っていると考えています。役所にとっても、利用する方が制度や内容を理解したうえで訪れてくれると、対応する職員はとても助かるんです。
 
宮地 そうか! 西島代表は職員側の大変さもよくわかるんだ。
 
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西島 はい、私の役目は役所と利用する方の橋渡しだと思っています。それが、私をここまで育ててくれた市役所への恩返しなんです。
 
宮地 双方を理解しているのは大きな強みですね! 西島代表だからできるお仕事だと思います。
 
西島 ありがとうございます。利用する方は、まず何をしたいのか、そのためにどういうことを聞きたいのかなど、頭の中を整理するだけでも市役所に行く目的がはっきりしますよ。なぜその書類にその内容を記載する必要があるのかを説明すると、皆さん、最終的には納得してくださいます。
 
宮地 なるほど。西島代表に相談すれば、自分が行くべき課に迷わず行けますね。私の相談窓口になってほしいくらいです(笑)。