
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
生川 24歳で産業廃棄物処理会社に就職し、10年ほど家庭ごみや産業廃棄物の処理、遺品整理・生前整理の経験を積んできました。その後2019年に弊社を立ち上げ、2022年現在は総勢6名で近畿地域を中心に事業を展開しています。
畑山 十分にキャリアを積んでこられた大ベテランですね。遺品整理や生前整理は、どのような方からのご相談が多いのでしょう?
生川 「部屋や遺品を整理したいけれど、どうすればいいのかわからない」というご遺族様のお問い合わせが多いですね。別居はもちろん同居の場合でも、故人様の部屋を片付ける時間がつくれずにお悩みの方は少なくありません。
畑山 誰にでも起こり得る問題ですよね。どのように対応してくださるのかも、ぜひ教えてください。

畑山 男性に見られたくない遺品もあるでしょうから、女性スタッフさんが作業してくださると安心できそう。お仕事のうえで、特に心がけていることはなんでしょうか。
生川 基本的には接客業であるということを常に意識しています。例えばアルバムやアクセサリーなどの思い出の品を探し出す過程で、お話をお聞きしたり形見分けのお話をうかがったりするだけでも、依頼主様のお気持ちが和らぐことがあるんです。