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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

予算も設計も工夫次第 現場出身だからこそ
土屋隆志設計室 一級建築士事務所 代表 土屋隆志

 
プロフィール 東京都出身。明治大学工学部建築学科を卒業後、大手ゼネコンに就職する。設計部を希望するも現場に配属され、現場監督として13年間勤務、働きながら勉強し、一級建築士の資格を取得した。その中で大規模な建築やアート性の高い建物を数多く経験したことで、建築設計への志望が再燃。1999年に土屋隆志設計室 一級建築士事務所を設立。現在は一般住宅から集合住宅、福祉施設の設計を手がけている。【ホームページ
 
 
 
「家の完成はお客様にとって新生活のスタート。だから建築士は、家を長く使っていただける設計と、アフターサポートもしなくてはいけない」と話すのは、土屋隆志設計室 一級建築士事務所の土屋隆志代表だ。ゼネコンで13年間現場監督を務め、職人と直に対峙して建物をつくり上げてきたがゆえに、建築を実現するための説得力ある設計を行っている。「家の快適性や予算のかけ方も工夫次第」と語る土屋代表に仕事への思いやこだわりをうかがった。
 
 
 

住宅から福祉施設まで幅広く対応

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 東京都豊島区の土屋隆志設計室 一級建築士事務所さんにお邪魔してます。昔から一軒家に憧れがあって、家の間取り図を見るのが趣味というくらいなんです(笑)。なので、今日はとても楽しみにしてきました! 図面やお写真もたくさんあって夢のような空間です! あ、ここに並んでいるのは実際に建てた家の模型ですか? すごく細かくて精巧ですね!
 
土屋 ありがとうございます(笑)。普段はなかなかこういう模型を見ることも少ないですよね。よりわかりやすくイメージやデザインをお客様に伝えられるように、図面だけでなくこういう風に立体的にお見せすることも多いですよ。
 
吉井 へー! すごく丁寧に説明していただけるんですね。模型を見ただけでも、たくさんのこだわりがつまってるようですよ! お仕事の内容について、もっと詳しく知りたくなりました。主にどういった案件が多いのでしょうか?
 
土屋 一般住宅の新築やリフォームですね。ホームページにもこれまでの事例を掲載しておりまして、例えばこの長野県蓼科の家は、私が独立して間もない時期に手がけた作品です。豊かな自然とそれが織りなす四季の移ろいを満喫できるようにと考えて設計しました。
 
吉井 素敵ですねぇ。木の香りが漂いそうな素敵な建物で、私もこういうお家を建てられたら良いなって思いましたよ。ホームページには、アパートや福祉施設の事例も掲載されていますし、多種多様なニーズに応えてくださる建築士事務所なんですね!