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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

成長著しい物流業界の要
良質のドライバーを育成

 

生活のランクアップを目標に

 
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向上心のあるスタッフとサービスの質を高める
宮地 仕事をするうえでのこだわりや、大切にしていることを教えてもらえますか。
 
北村 仕事をするうえで特に大事に考えているのは、スタッフ、つまりドライバーの方へ普段からアプローチを欠かさないことです。私自身が直接、お客様に商品を届けるわけではないので、質のいいサービスを提供するには、まずスタッフの意識を変えることが必要だと思っています。
 
宮地 アプローチというと、ドライバーの方とひんぱんにコミュニケーションをとったり、仕事の相談に乗ったりするのでしょうか?
 
北村 はい。励ましやアドバイスなど状況に応じた対応をしますし、もっと本質的な部分を説くことも大事です。私がいつもスタッフに伝えているのは、「何よりも、自分の人生を安定させてほしい」ということ。これまでの人生が平穏で順調だった人もいれば、逆にドロップアウトした経験を持つ人もいます。また、専業で働きたい人、副業的に働きたい人と、希望の勤務スタイルもさまざまです。状況が違っても、誰もが売り上げを伸ばせるようになり、生活水準を上げてもらえればと思います。
 
宮地 お客さんだけでなく、スタッフの方にも気を配っているんですね。
 
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北村 はい。私は、仕事は基本的に楽しくないと続けられないと考えています。ですから、楽しく働ける環境を整えるのが私の役目です。弊社のスタッフは個人事業主扱いで、ドライバーとして一人前に成長するまでしっかりフォローします。といっても荷物の取り扱いなどは基本的な部分しか指導しません。なぜかというと採用したスタッフを信頼しているから。間違いがあれば私の責任、見る目がなかっただけです。そう考えているので、安心して働いてもらえると思います。
 
宮地 スタッフの幸せを第一に考える会社だからこそ、みんなのモチベーションが上がり、結果としてお客さんに対してもよりよいサービスを提供できるというわけですね。
 
北村 そうですね。だから、向上心の高いスタッフが多いんですよ。例えばお酒の席で、内勤や管理職など、将来希望する仕事に必要な資格を聞かれたとき、私がざっくりと答えても、後日しっかり自分で勉強して取得しています。仕事に対する熱意を感じて嬉しくなりますよ。