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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

チャリティ活動で啓蒙 障がい者差別は許さない
有限会社フジサワグループ 代表取締役 藤澤大輔

 
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インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
内山 足場工事や電気工事のほか、介護施設の運営などに取り組む有限会社フジサワグループさんにお邪魔しています。今日は、福祉活動について詳しくお聞きかせください。藤澤社長は障がい者支援に力を入れておられるそうですね。
 
藤澤 はい。私の子どもは、知的障がいを持って生まれてきたんです。我が子を特別支援学校に通わせるうちに、私も妻も、同じ環境で苦労しながら生活する方や支援してくださる方など、大勢の方々と出会うことができました。そうしたことから、妻の発案で2017年に通所施設「生活介護 だいち」をオープンすることになったんです。
 
内山 そうでしたか。だいちさんならではの特長なども、ぜひ教えてください。
 
藤澤 現在、だいちには10名の障がい者が通っています。最も程度が重い障がい者は、他の施設ではなかなか受け入れが難しい場合があるんです。しかし、私たちはどんなに重度の障がい者でも絶対に「ノー」と言いません。
 
内山 それは、ご本人にとっても親御さんにとってもありがたいことですね。しかも、だいちさんがこんな街中にあることに驚きました。障がい者の方のための施設を立ち上げる際は、反対する住民も多いと聞きます。その点でご苦労はなかったのでしょうか?
 
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藤澤 幸い、温かい住民ばかりのこの町に嫌がる方はいらっしゃいませんでした。ただ、内山さんがおっしゃるとおり、障がい者施設の建設は反対運動が起こるケースも多いため、町外れや山の中に建てられることが少なくありません。しかし、それでは障がい者が社会から除け者にされるだけです。このような町の中心部にだいちをオープンできて、私は心から感謝しています。
 
内山 利用者さんにとっても恵まれた環境なのですね。では、施設の運営にあたって、藤澤社長やスタッフのみなさんは、障がい者の方々と接するときにどのようなことを心がけておられますか?
 
藤澤 それは親御さんとも丁寧に話し合って、一人ひとりの性格を見極めながらしっかりと向き合うことです。また、できる限り健常者とふれあう機会を増やすため、積極的に公園などに出かけるようにしています。はじめは慣れなかった地域の方も、毎日、私たちのことを見かけるようになると「こんにちは」と挨拶をしてくださるようになったんですよ。
 
 
 
 

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