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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農薬も化学肥料も不使用
自然を生かした庭づくり

 
 
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畑山 まさに仙人のような生活ですね。福村代表の自然と共に生きてきたご経験が、現在のお仕事に生かされているのでしょう。山での生活を終えて、現在のお仕事に就かれたのには、どういった経緯があるんですか?
 
福村 あるとき大怪我で1ヶ月も入院することになりまして。周囲から「もう山仕事はやめろ」と言われてしまいました。そこで、35歳のときに造園業をしていた知人に弟子入りしたんです。その会社では年に一度は海外に行かせてもらうなど、さまざまな経験で柔軟な発想を身に付けさせてもらいました。
 
畑山 そろそろ、独立への道筋が見えてきたようですね。
 
福村 はい。10年ほど修業したところで、この茂庵の仕事をしないかとお声がかかりました。それをきっかけとして1995年に庭師として独立したんです。現在まで農薬や化学肥料を使わない、ありのままの自然を生かした庭づくりを続けています。
 
畑山 こだわりをもって庭づくりに取り組んでいるのですね。しかし、そのぶん施工やメンテナンスが大変そうです。
 
福村 そんなことはないんですよ。むしろ、自然の材料を使ったほうが、作業は楽です。それに、体に悪影響を与えないなどメリットが多いんですよ。その肝になるのはなんといっても土。土づくりからすべてが始まるので、毎度試行錯誤を繰り返しています。木材や石材も、あえて古くなったものを蘇らせて使うことが多いんです。
 
畑山 人や環境に配慮する庭づくりは、まさにこれからの時代に求められるものですね。そういえば、福村代表は造園のほかにもさまざまな活動をしていらっしゃるとか。
 
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福村 私は長年にわたり、パーカッションを演奏しながら仲間と世界中を廻ったり、音楽イベントを主催したりしています。また、フリースクールを開校して、もう30年になりますね。子どもに人として大切なことを伝えるには一緒に遊ぶことが欠かせません。そこで協力してくれる仲間と一緒に、人家が一軒もない京都の山奥で、川の水を飲んだり薪ストーブで暖を取ったりしながら子どもたちと交流しているんです。造園の仕事でも数十人の弟子を育成しましたし、今後もますます人づくりに貢献していきたいですね。
 
畑山 人と自然をベースにした福村代表の人生には、私も大いに共感しました。今後もさらなるご活躍を期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分でやったほうが早いからと一人で仕事をするのではなく、若いスタッフに仕事を任せることで育っていってくれるのが楽しみになっています。
(福村祖牛)
 

:: 事業所情報 ::

わくせいサンガエコガーデン

〒606-8311 京都府京都市左京区吉田神楽岡町17

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