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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安心して依頼できる 確かな技術の電気屋さん
宮下電気設備 代表 宮下祥平

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 京都市伏見区を拠点に、エアコンの取り付けなどの工事を手がける宮下電気設備さん。さっそく、業務内容について教えてください。
 
宮下 エアコンの取り付けや撤去、クリーニングといった空調設備の工事を中心に、ご家庭やオフィス・店舗・工場など、さまざまな場所の電気設備工事を業務にしています。最近は、防犯カメラなどの工事も増えてきましたね。
 
畑山 人々の生活を支える工事を、幅広くカバーしていらっしゃるんですね。宮下代表は、どのようなご経験を積んできた方なのでしょう。
 
宮下 もともと私の父がチェーン展開する電器店に勤務しており、系列店として独立したんです。息子である私も、子どもの頃から電池とスイッチを組み合わせて照明をつくるなど、後継ぎとしての教育を受けてきました(笑)。ところが、電気製品を量販店で買うのが当たり前の時代になり、いわゆる町の電器屋だった父の店は閉めることになりまして。そこで、1997年にあらためて電気設備の工事業者として開業したんです。
 
畑山 家電製品の販売から、取り付けなどの仕事にシフトされていったんですね。宮下代表ご自身も、お父様と一緒に働いていらしたんですか?
 
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宮下 はい。高校卒業後は電気関係の専門学校で学び、その後、父と共に工事に携わりました。当初は量販店が販売した製品の工事が中心だったものの、先を見据え業務用エアコンの工事や、電気工事を全般に手がけるなど、さまざまな経験を積んできたんです。そして、2013年に父から宮下電気設備を引き継ぐこととなりました。父は仕事に妥協せず、お客様のご要望には細かい点までお応えしており、「できない!」と言うのではなく、「どうすれば解決できるのか」ということを常に考えていました。またコミュニケーションを大切にし、笑顔で接することや、気難しいお客様でも最後は良い仕事で笑顔にする。そんな背中を見てきました。残念ながら、父は2014年に他界してしまいました。しかし、私は今もこの教えを信条にしています。
 
畑山 お客さんへの気遣いやコミュニケーションを大事にする教えは素晴らしいですね。中には、技術が未熟であったり、荒い作業を行ったりする業者もいると思います。でも、宮下代表のように経験豊富で誠実に対応してくれると安心できますよ。
 
宮下 ありがとうございます。確かに、お客様のご自宅にエアコンの手直しにうかがった際に、もともと別の業者が取り付けを行っていて、「どうしてこんな取り付け方をしたんだ」と疑問に思うことはよくありますね。ですから私どもは、時間をかけて万全の工事をすることをコンセプトにしているんです。