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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

公正かつ中立な立場で
適切なケアプランを提案

 
 
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有間 おっしゃるとおり、確かに訪問介護やデイサービスなどを併設するケースが多いですね。でも、それではケアプランをご提供する利用者様に自社のサービスを勧めるようになってしまい、公正かつ中立な立場を保てなくなってしまうんです。私は利用者様の状況やご要望を細部まで把握し、その方にぴったりと合う事業所をご紹介したい。そして、併設事業所に頼ることなく独立型のケアプランセンターとして、ケアマネジャーたちも自分自身の足で立っていかなければならない。そのために、独立型の居宅介護支援事業を始めることにしました。
 
八木 公正・中立な立場でというところに、有間代表の信念がうかがえます。それでは、どのような点を心がけながらケアプランを作成していらっしゃるのか、ぜひ詳しく教えてください。
 
有間 利用者様にとって本当に必要なサービスだけを選択するよう心がけています。私は過剰なほどのサービスを提案することはいたしません。なぜなら、たくさんのサービスをプランに加えてしまうと、利用者様の自立を妨げてしまうとともに、結果的に介護保険制度を圧迫し、ひいては保険料が上がるなど国民全体の負担につながってしまうからです。
 
八木 なるほど。とにかく手厚いサービスを盛り込めば良いというわけではないんですね。そうすると、真に必要なサービスを提供する事業者さんとの連携も不可欠になってくると思います。
 
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有間 そうですね。ありがたいことに、弊社は訪問介護や訪問看護、デイサービス事業所など、70社以上の事業者様とお取り引きがあるので、利用者様一人ひとりに適切なプランをご提供することができるんですよ。この20年の間に得た貴重なつながりを活かし、これからもパートナーとなる事業者様をどんどん増やしていきたいです。また、2020年から私と同じスタンスを持ち、気心の知れたケアマネジャーが入職し、私と共に頑張ってくれる予定です。そうして足元を固めながら、独立型のケアプランセンターとして、今後もしっかり歩みを進めていきたいですね。
 
八木 有間代表が介護のお仕事を続けてこられたのも、真剣にソフトボールに取り組み、苦しい練習に耐えてきた経験があるからなのでしょう。そのお言葉からは、自分だけ良ければそれで良いという考えが微塵もなく、自己犠牲の精神さえ感じられますね。これからも明るく前向きに、挑戦を続けていただきたいと思います!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
真面目になり過ぎず、でも一生懸命に仕事をすることですね。時には冗談を言ったり、場を和ませたりしながら、みんなが楽しめるように心がけています。
(有間桂子)
 

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