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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

元チャンピオン指導の キックボクシングジム
鷹虎キックボクシングジム 会長 船木鷹虎

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 宮城県仙台市にある、鷹虎キックボクシングジムさんにお邪魔しています。まず船木会長とキックボクシングの出合いから教えてください。
 
船木 私は高校時代から、格闘技に興味を持っていました。16歳のときに、偶然見つけたキックボクシングジムを見学したのがスタートですね。
 
杉田 それが大きな転機になったのですね。船木会長は、プロとしてご活躍されていたとお聞きしました。
 
船木 ええ。始めて4ヶ月でプロになり、全日本キックボクシング連盟ウェルター級王座などのタイトルも獲得しました。39歳で引退し、その1年後に鷹虎キックボクシングジムを開設したんです。
 
杉田 キックボクシング一筋で歩んでこられたのですね。醍醐味は何でしょう?
 
船木 試合に勝利することによる喜びと、その際に脚光を浴びられることです。試合後は対戦相手ともいわば戦友のように仲良くなれるんですよ。当ジムに所属するプロたちにも、その喜びを味わってほしいと思っています。
 
杉田 プロだけでなく、一般の方も通われているんですよね。
 
船木 はい。親子で楽しまれる方や、美容と健康のためにトレーニングされる女性も多いです。フィットネス感覚で通っていただければ嬉しいですね。技術面ではプロやトレーナーが指導にあたるので、安心してお任せください。
 
杉田 プロとなると、単純な強さだけでなく試合の中でのかけひきも学ぶ必要がありそうですね。
 
船木 そうですね。例えば右ストレートを打つにしても、相手にヒットさせるには布石を打つ必要があります。フックなどを織り交ぜて右ストレートから意識を逸らし、隙をつくことでようやく相手にヒットさせられるんです。何手も先を読む試合運びで、KOにつなげていくんですよ。
 
杉田 激しい試合の中で、緻密な計算が必要になるんですね。ほかに大切なことはありますか?
 
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船木 攻めと守りのバランスも重要です。また、現役時代に、相手より勝つぞという気持ちが弱かったことが原因で負ける悔しさを経験したので、メンタルの大切さも伝えています。
 
杉田 ぜひ、今後の目標も教えてください。
 
船木 当ジムに通っている方の中で、プロは3人です。地方のジムなのでまだまだ数が少ないのが現状でして。ただ、プロの人数を無闇に多くしようとは思っていません。彼らにはこれから、どんどんライバルたちを倒してほしいですね! 頑張っている若手を支え、立派な選手になれるサポートを続けていきます。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の好きなことや得意な道を進むことが、仕事を楽しむ近道ではないでしょうか。仕事は人生の一部ですし、楽しくやっていこうと自分に言い聞かせることも大切ですね。
(船木鷹虎)
 

:: 事業所情報 ::

鷹虎キックボクシングジム

〒981-3111 宮城県仙台市泉区松森字鹿島61

ホームページ
http://www.takatora-gym.jp