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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

企業と社員の健康を守る 気軽に相談できる産業医
株式会社ドクターグリーン 代表取締役 谷口緑

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 大阪市にある株式会社ドクターグリーンさん。代表取締役でいらっしゃる谷口先生は医師であり、“産業医”としてご活躍されているそうですね。産業医とはどういったお仕事なのか、お聞かせください。
 
谷口 簡潔に言うと、会社内の“かかりつけ医”ですね。労働安全衛生法では「常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに1人以上の産業医を選任しなければならない」とされています。私は企業を定期的に訪問し、従業員の方々のメンタルケアや健康のサポートを行っているんです。企業によってニーズが違うので、それぞれの状況に合わせて通常の健康相談以外でも従業員のストレスチェックや、カウンセリングのような面談をすることもあるんですよ。
 
狩野 ビジネスパーソンは仕事が忙しいと、どうしても自分の健康管理は後回しになってしまいがちですよね。体調面だけでなく、メンタル面もケアしていただけるわけですか。
 
谷口 はい。ふとした雑談の中から、従業員の抱えている悩みを聞くこともあるんです。普段は誰にも話せないような悩みを吐き出す場にもなっていると思いますね。また、症状に応じて、ご自宅の近くにある病院や知り合いの医師を紹介し、できるだけ不安がない状態で治療を受けてもらえるよう助言しています。ほかにも食事や生活習慣の改善に関するアドバイスもしていますよ。
 
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狩野 なるほど。一般的なドクターとは違って、より身近な存在に感じられますね。産業医という立場であれば事業主と従業員、双方の要望を中立的に聞けるでしょうし、互いの意見を橋渡しして、働きやすい職場環境を整えることにもつながるのではないですか?
 
谷口 おっしゃるとおりですね。ストレスを減らし、健康を維持するためには、快適な職場づくりや職場環境の改善も必要です。そこで私は、労働衛生コンサルタントという国家資格を取得しており、職場の労働衛生管理の改善サポートにも力を入れています。一般的なオフィスだけではなく、工場の職場巡視などもしているんですよ。気付けばもう、20年以上この仕事を続けています。