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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

障がいのある子どもをみんなで楽しく支援
児童発達支援 放課後等デイサービス ありあり 代表理事有田智也

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 奈良県大和郡山市で「児童発達支援 放課後等デイサービス ありあり」を運営し、障がいを持つ子どもの支援を手がける有田代表。まずは、有田代表が掲げる理念をお聞かせください。
 
有田 私が大事にしているのは、子どもたちがその子らしく過ごせるようにすることです。子どもは一人ひとりそれぞれに個性があるので、必ずしも一つの方法でうまくいくわけではありません。それぞれの子どもに合わせて、楽しいことや好きなことに取り組み、苦手なことは他の方法やカバーできる道具を使うことで、のびのびと成長してもらいたいと思っています。
 
タージン マニュアルどおりではない支援ということですね。実は先ほど、子どもがボルダリングをしているところを見ていたら、有田代表は危ないと止めるのではなく、そっと背中を支えていましたよね。子どもたちのチャレンジをストップさせないのは素晴らしいと感じました。それにこのボルダリングの壁や、押し入れに空を描いたスペースなど空間の使い方も見事です。
 
有田 ありがとうございます。「ありあり」は、一軒家を私やスタッフと大工さんで工夫しながら改装しました。外には砂場をつくり、1階は遊びと生活のためのスペース。2階は遊具を置いた体を動かせるスペースになっています。
 
タージン まさに充実した施設ですね! ところで「ありあり」という名前の由来は?
 
有田 今は何をしても駄目と言われる世の中のように感じます。しかし、いろいろなことに挑戦する姿勢を忘れてはいけないという思いで「ありあり」と名付けました。私が代表理事を務める「一般社団法人おたがいさま」も、人がお互いに認め合うことができれば、社会は少しでも良くなっていくという願いを込めて付けた名前です。
 
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タージン 障がいがあってもなくても、みんな同じという気持ちが伝わってきます。それでは、有田代表が福祉の道へ進んだきっかけを教えてください。
 
有田 私はもともと子どもと関わることに興味があったので、高校生のときからボランティアで保育園に通いました。将来は保育士になろうと考えていたのですが、園長先生に「ほかの道も見たほうがいい」と後押しされ、自閉症児の余暇支援ボランティアにも参加しました。その後、短大で保育士と幼稚園教員の資格を取って保育園や幼稚園、児童発達支援の事業所で働きボランティアも続けました。