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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

笑顔と気配りを忘れない
地域の人気カーショップ

 
 
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吉村 自宅の敷地から始まって、大きなショップを構えられるようになったのは、芝宮社長がお客様と真剣に向き合ってきたからなのでしょうね。
 
芝宮 そうだと嬉しいですね。弊社では、お客様から故障や事故のご連絡があったら、夜中だろうが現場に駆け付けてお手伝いをします。また、こすり傷の修理をする場合でも、別の場所に傷があったらついでなので塗ってしまう(笑)。アフターサービスについては徹底的にやっています。
 
吉村 そんなお店なら、地域の方々に愛され人気が出るのも当然ですよ。しばみやさんは現在もホームページを持たず、店舗での販売にこだわっていらっしゃいます。それも理由があるのでしょうか。
 
芝宮 おっしゃる通りですね。やはり車を買うときは、実際に現物を見たり触ったりして考えるほうが楽しいじゃないですか。それに弊社では、大まかな条件を伝えられて「あとは任せるよ」と頼まれることも多いので、あえて対面を重視したアナログなショップであり続けているんです。
 
吉村 車や、車を通じ人とふれあうことが好きでカーショップをオープンした芝宮社長。その精神がいつまでも続いているのは素晴らしいことですね。これまでのお客様とのお付き合いで、感動した経験があったら教えてください。
 
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芝宮 前の店を閉め現在の場所に移るとき、新しい店舗の建設期間のため3ヶ月ほど間が空いたんですよ。すると、連日のようにお電話で「まさか、つぶれたのか」とお問い合わせをいただきました(笑)。そこまで気にかけてくださるお客様がたくさんいたことに驚いて、感謝の気持ちが湧き上がってきましたね。
 
吉村 それも、芝宮社長とお客様の距離の近さを表しているエピソードなのでしょう。常に笑顔を絶やさない芝宮社長なら、売って終わり買って終わりではない深いお付き合いができそうです。これからも、多くの方に信頼される地域のカーショップでいてくださいね。
 
芝宮 ありがとうございます。私はいつも、お客様の出先で万が一、車に何かあったらと思うと、ついご依頼の箇所以外の点検もしてしまうんです。困っているお客様がいれば、営業時間も関係ありません。私が子どもの頃から父に言われていたのが、「自分のことよりよそ様のことを考えろ」ということ。奇しくも、弊社設立の年に父は亡くなってしまいましたが、サービス業で起業を果たし、今、その言葉の意味がよくわかるようになりました。父の遺した言葉を胸に、これからも“かゆいところに手が届く車屋”でいたいと思います。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様の笑顔が力になります。ですので、納車のときは最高に嬉しいですね。
(芝宮一彦)
 

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株式会社AUTO SHOP しばみや

〒369-1109 埼玉県深谷市上原171-3