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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。武蔵野音大ピアノ科卒業後、ピアニストとして都内一流ホテルや結婚式場で演奏をするなど、ブライダルシーン・イベント・パーティー・コンサートで活躍。現在はクラシックはもちろんのこと、琴や津軽三味線等、邦楽の日本人奏者から、ゴスペル、ジャズ、ラテンの外国人ミュージシャンまで、国籍を問わず多様なミュージシャンを起用することで、様々なイベントを盛り上げている。【ホームページ
 
 
 
結婚式などの各種イベントに、その時々にふさわしいミュージシャンをブッキングし、魅力的なライブを提供する株式会社Lui,Inc.(ルイインク)。代表取締役の樽井秀子氏は、主に結婚式を舞台にピアニストとしての道を歩み、その後、多くのミュージシャンたちとのつながりができたことからプロデュースの道を歩み始めたという。以来、クライアントや来場者を魅了する演奏を提供し続けている樽井社長に、その強みやポリシーについてうかがった。
 
 
 

外国人ミュージシャンの上質な演奏を提供

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 Lui,Inc.さんではミュージシャンを起用して、ブライダルからパーティー、企業のイベントまで幅広く、音楽を通じたプロデュースをされているそうですね。最近では、どのようなイベントを手がけられたのでしょう。
 
樽井 雑誌『LEON』や東京ミッドタウンのイベント、ティファニーやカルティエ、ラルフローレン等のブランドパーティー、帝国ホテルの英国フェアのライブ、セルリアンタワー東急ホテルのカウントダウンライブ等もコーディネイトさせていただきました。こちらが東京ミッドタウンで演奏をした時の写真です。
 
名高 どれどれ──おお、これは日本ではないみたいですね。まるで海外で撮影したかのような、かっこいい演奏シーンばかりです! 私の仕事である舞台での芝居と同じように、やはり音楽もライブだからこそ、感じられるものがありますよね。
 
樽井 おっしゃる通りです。私のポリシーは「いい空間・いいひとときに、いい音楽を」ご提供することなんです。そのためにいただいた仕事は毎回全力で取り組んでいますし、プロフェッショナルなミュージシャンによる上質なライブをお届けできるよう努めています。
 
名高 それは樽井社長が、きっと音楽とは何かを知り尽くしていらっしゃるからできることなのでしょうね。実際に、どのようなご経歴を辿ってこられたのですか?
 
樽井 私は子どもの頃からピアノを弾くことが大好きで、当然のように音楽大学へ進みました。在学中からホテルやレストランでピアニストとして演奏をするようになり、それから次第に、今のようにミュージシャンをブッキングしたり、音楽イベントをプロデュースしたりする活動に移り変わっていったんです。
 
名高 やはり長年、音楽に親しんでこられたんですね。樽井社長がイベントで起用するミュージシャンの方は、何人くらいいらっしゃるのでしょうか。