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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

無限の可能性を信じて
夢を実現するコーチング

 

全ての人の「魂が悦ぶ」本を企画する

 
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出版した書籍が15万部を超えるベストセラーに
川上 藤由代表ご自身がコーチング活動を通じて自分を掘り下げていき、本当に自分のやりたいことに気付いたんですね。
 
藤由 そうです。でも、「コーチングもしたい、本も書きたい、ミャンマーにも行きたい」となると、会社にいながらでは無理です。独立するしかない、と考えて、2013年に委員長退任と同時に会社も退職し、起業することにしました。私も今でこそ本を出版していますが、かつては「書きたい。でも食べていけないから・・・」とあきらめかけていた人間です。世の中には、そういう方が大勢いる。そんな人たちでも、弾みさえつければ表現の道に入れるはず。そうした方々の背中を、少しだけ押してあげるのが今の私の役目だと思っています。
 
川上 それではいよいよ、作家支援プログラムの「魂が悦ぶ出版講座」の内容を教えていただけますか。
 
藤由 出版社を紹介しますとか、みんなで集まって執筆気分を盛り上げましょう! というものではありません。メンタルコーチングをベースに、6ヶ月で作家生活をスタートさせるための講座です。「私はどんな人生を生きたいのか」「どんな作家になりたいのか」「どんな読者に向けて書きたいのか」。まず、この3つを明確にし、テーマやコンテンツを絞り込んでいきながら、企画書にまとめ出版社へアプローチしていきます。同時に、執筆するための生活づくりや販売促進についても学んで卒業していきます。
 
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川上 出版コンサルタントはたくさんいると聞きますが、コーチングと組み合わせたところに、他の方たちとの違いがありそうですね。
 
藤由 おっしゃる通りです。「こうすけば売れる本が書ける」とか「経験を話して、ライターに書いてもらえ」とかと指導するコンサルタントはいますが、コーチングではもっと深い、メンタルの領域に入ります。自分の書きたいことが出版社やまだ見ぬ読者と共鳴するポイントを見つけ、全ての人の「魂が悦ぶ」状態を目指して本を企画する。それができれば、自分らしさを失わずに作家生活を始めることができるんです。私は最近、本だけでなく、この世界は人に「3つの質問」しかしていないんじゃないかって思っています。