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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。早稲田大学卒業後、文具・家具メーカーPLUSに入社。営業職、企画職等をへて新規事業設立に携わった後、労働組合委員長に就任する。オフィス労協議長、全文労協議長を歴任。平本あきお氏のスクールで学んだコーチングを組合活動に取り入れ、各種セミナーを企画し、講師も務めた。2013年9月、コーチとして独立。2015年7月『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』(青春出版社)を出版。発行部数は15万部を突破しベストセラーとなる。作家、歌手から経営者、主婦、学生まで幅広い層に、夢実現コーチングや各種セミナーを提供している。【ホームページ
 
 
 
東京・西新宿でコーチングの提供やワークショップを開催するSeminar room gonmatus。代表の藤由達藏氏は、コーチングと出会い「本当に自分がやりたかったことに気付かされた」という。それは自らが本を書くこと、そして、自分を表現し作家になりたい人を後押しすることだった。作家支援プログラム「魂が悦ぶ出版講座」とはどのような内容なのか。そして、夢を実現するポイントは、いったいどこにあるのだろうか――。
 
 
 

小説や詩を書くのが好きだった学生時代

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 コーチングやワークショップなどを開催するセミナー・ルーム・ゴンマタスさん。B-plusには2度目の登場ですね。藤由代表は夢実現応援家として、可能性を引き出す手助けをしてくれると聞いています。
 
藤由 はい。「人には無限の可能性がある」をモットーに、様々な方をコーチングで応援しています。心の底からやりたいことを実践し、自分の人生を豊かにしたい方を応援するのが私の仕事です。
 
川上 作家になることを支援してくれるコーチングもあるそうですね。中でも、「魂が悦ぶ出版講座」というのはユニークで興味深いです! でも、その内容をお聞きする前に、どうしてそのようなコーチングをするに至ったかが知りたいです。まずは藤由代表のご経歴を教えてください。
 
藤由 小学生の頃、作文が大好きでした。当時の担任の先生が、作文を一切添削しない方針だったんです。何を書いても自由。書きたいことを書きたいように書く楽しさを知っちゃったんですね。大学生の頃には詩を書くようになり、就職しても一生のうちに一冊は必ず詩集を出そうと思っていました。
 
川上 働きながら詩集を出すことが夢だったんですか、素敵ですね。
 
藤由 大学卒業後は文具メーカーPLUSに就職。すぐに営業所に配属されました。仕事をし始めて2~3年経った頃、自分は何をすべきで、何をしたいのかがわからなくなってしまいました。仕事するのが嫌になりました。そこからは葛藤と内省の日々でした。