福祉の道における、夫婦の出会い

インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
下郡(竜) 若い頃からマイノリティの方との出会いが多く、何か力になれる仕事をしたいと考えていました。情熱一つで業界に飛び込み、現場で学ばせていただきながら26年になります。最初の面接官は妻だったんですよ(笑)。
下郡(知) 実習中に、スタッフや利用者の方(以下、メンバーさん)たちから「良い人だからぜひ入れてほしい」という要望があり夫を採用しました。私自身は、もともと小学校や幼稚園の先生を目指していたものの、悩みを抱えた子たちが卒業後どうなっていくのかが気になり、行き着いたのが、精神障がいをもつ方々との出会いでした。出会いから31年になります。
狩野 下郡社長が福祉業界に入られた当初からともに歩み、福祉への思いを分かち合いながら二人三脚で事業を築いてこられたのですね。