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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

心躍る家づくりを提案
設立50年の建設会社

 

顧客の予想を超えるため学び続ける建設哲学

 
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筋肉の量を意味する「BULK 869(バルク)」
クリス ここまでお話をうかがって、島田社長のアイデアの源泉が気になります! 一体どこからそのような遊び心のある発想を得ているんですか?
 
島田 実は、本を読むことを何より大切にしているんですよ。ジャンルは問わず、毎月5~10冊は読むようにしています。
 
クリス そんなにたくさん読まれるのですか! どんな本に影響を受けたのかも、ぜひお聞きしたいです。
 
島田 一番衝撃を受けたのは、『ロマンスの辞典』という本ですね。辞書のように、単語をひくと説明が書いてあるんですよ。それが、ロマンチックな内容なんです。例えば、「窓」という言葉をロマンチックにするなら、私の場合は「好きな子と、恋のその先を見るためのスクリーン」とするでしょう。でも、『ロマンスの辞典』にはそれを超える内容が書いてあるんです。そんな自由で素敵な感性にあふれていて、私はもう読んでいるだけでキュンキュンしちゃうんですよ(笑)。
 
クリス それはまさにキュンですね(笑)。仕事にも活かせそうですし、私も読んでみたくなります!
 
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島田 そんな風に本を読むなどして、自身の心が動いた経験は、アウトプットにも自然と反映されていきます。さらに最近では、未来の世の中がどんな風に変わっていくかが書かれている本もよく読むようになりました。なぜなら、お客様はその家で10年、20年と暮らしていくわけですし、設計する側も時代の変化を読み取って先を見据えた、幸せを引き寄せる提案をしていかないといけませんからね。
 
クリス なるほど。住まいづくりとは、未来(幸せ)をつくる仕事でもあるんですね。
 
島田 まさにそうなんです。だからこそ、私自身が常に知識や感性をアップデートし続ける必要があります。お客様の想像を超える提案をするためには、日々勉強は欠かせません。
 
クリス 島田社長の会う人を楽しませたいという姿勢は、もはやエンターテイナーですね! 「エンターテインメント×建設」という島田建哲さんにしかできない、新たなジャンルだと思います。
 
島田 そう言っていただけると嬉しいですね。建設業というと、一般的には厳つくて怖そうといったイメージを持たれることが少なくありません。でも私は、家づくりはもっと楽しくて、ゴリゴリからキュンキュンであるべきだと考えているんですよ。
 
クリス 今日お話しして、島田社長の感性の豊かさ、知識量、そして何よりお客様の未来(幸せ)を本気で考えている姿勢に、私もすっかりファンになってしまいました。心がワクワクして楽しくなるような家づくりを提案できる方が近くにいるのは、地域の方々にとって本当に心強いことだと思います。これからも、たくさんの方の心に“キュン”と響くような住まいを届け続けてくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様を笑顔(幸せ)にすることですね。お客様に心から楽しんでもらい、笑顔(幸せ)になってもらえたら、私も自然と笑顔(幸せ)になるんです。それこそが、私にとっての大きな楽しみですね。
(島田博行)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社島田建哲
■ 本社 〒346-0115 埼玉県久喜市菖蒲町小林3122
■ 事業内容 建築一式工事(新築、リフォーム 他)/鋼構造物工事(鉄骨工事 他)
■ 設立 1975年
■ 主な取引先 JA南彩/共立建設株式会社/株式会社かし原/株式会社サムソン/小川工業株式会社 他
■ ホームページ https://kentetsu.net/