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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ITとAIで未来を創造
地域にワクワクを届ける

 

ITに詳しくない中小企業に寄り添う

 
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クリス 寺尾代表が支援を行う中小企業には、どのような課題が多いと感じていらっしゃいますか?
 
寺尾 一番多いのは「ITをどう活用すればいいかわからない」というお悩みです。PCやスマートフォンなどのデジタル機器が一般に広く普及するようになった現在でも、紙の伝票やノートで経理をつけていたり、FAXで注文をやり取りしたり、倉庫の在庫を目視と紙の記録で確認して管理していたりする企業さんが、まだまだたくさんあるんですよ。
 
クリス これだけITが一般的になっている中では、アナログな作業は非効率的に見えますよね。でも、ITに詳しくない方にとっては、どのようにすれば日々の業務が楽になるかもわからないような気がします。
 
寺尾 おっしゃる通りですね。社内にITに詳しい人がいないと、ITを導入するにもどこから始めれば良いのか、どんなサービスを選べば良いのかも判断が付きません。ですから、結局のところ現状維持になってしまうんです。そこで、私はITを扱える人材を育てるための研修を行う「DX学校 秦野校」を開設しました。そのうえで、その企業に適したITツールを一緒に選定し、導入支援も行っています。さらに、導入して終わりではなく、企業がITを活用してDXを実現していくための伴走支援も行っているんです。
 
クリス 導入以後のアフターサポートも行っておられるとは、非常に手厚いサービスですね! 何もわからないところからでも一歩を踏み出せそうです。
 
寺尾 中にはITというだけでハードルが高そうと感じる方もいらっしゃるので、わかりやすく丁寧に、そしてゆっくりと一緒に歩みを進める姿勢を大切にしています。
 
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クリス 私は以前「国際ロボット展」のサポーターをさせていただいたことがあります。そのときも、さまざまな技術に触れて驚きました。AIを搭載したロボットも出展されていて、AIがどんどん身近になっているのを感じましたね。しかしその一方で、自分自身でAIをうまく使いこなせているかというと、まだまだだなとも思いました。
 
寺尾 そうですよね。特にAIは急速に進化しており、日々新しいことができるようになっています。そして、これから企業が業務効率化を進めていくとなると、いずれは必ずAIを使わなくてはならなくなる時代が到来するでしょう。だからこそ、もう一つの柱である「AIコンサルティング」では、企業向け・個人向けを問わず、生成AIの基礎から実践まで丁寧にお伝えしているんですよ。
 
クリス なるほど。今ではスマートフォンの利用が当たり前になったように、生成AIも使えて当たり前の時代になっていくのでしょうね。