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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

多様なコースで指導 老若男女が集う書道教室
楠舟書道教室 代表 浜辺楠舟

 
プロフィール (はまべ なんしゅう)兵庫県出身。松下電器産業(現・パナソニック)に30年余り勤務する傍ら、20歳頃より書道の修練を開始。会社勤めの途中から指導者としても活動し、51歳での早期退職を機に、68歳となる2023年現在まで書家としての実作と楠舟書道教室の運営に専念している。教室の生徒は150人以上。玄心会常任総務、兵庫県書作家協会理事、読売書法会理事も務める。【ホームページ
 
 
 
阪神電鉄本線の御影駅より徒歩1分。書道家・浜辺楠舟氏が代表を務める楠舟書道教室は、子どもから大人まで、初心者も上級者もみんなが書に親しみ、その楽しさ、奥深さをとことん味わえる場だ。情熱的かつ柔和な浜辺代表の指導に加え、夜21時まで開講、LINE添削可など、多種多様な生徒を受け入れる工夫も人気を支える。書家として120歳まで生きたいという浜辺代表に、これまでの歩みや書道の魅力をうかがった。
 
 
 

週1の“勉強の日”からスタートして半世紀

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県神戸市東灘区にある楠舟書道教室で生徒さんを指導されている浜辺代表。どのようなきっかけで書道を始められたのですか?
 
浜辺 私は高校を卒業してパナソニックに入社した後、パナソニックグループの創業者であり、経営の神様と呼ばれている松下幸之助さんの意向で、週休2日のうち1日は勉強、1日は遊びに使うように言われていました。そこで、何か趣味を持とうと始めたのが書道でしてね。それが、ちょうど20歳ぐらいの時でした。字が上手になりたくて、勉強を始めたんです。
 
狩野 私も姉の影響で、小学校の途中から中1までお寺のお坊さんに書道を習っていました。でも、字には自信ないですね。今もサインを求められると、相手の方のお名前を書くたびに内心ヒヤヒヤします(笑)。浜辺代表はどのタイミングで書道教室を開かれたのでしょう。
 
浜辺 もともとは会社で働きながら芦屋のほうで教えていました。阪神淡路大震災の後、弟子の1人に誘われて御影の今の場所に移ってきましてね。そして、51歳の時に早期退職し、教室一本の生活になったというわけです。