皆様、いつも大変お世話になっております。株式会社ラフティ創業者特別顧問、奥村哲次です。今回のテーマは、「人と比べるのをやめた瞬間、人生は静かに豊かになる」です。
比べるなら、「昨日の自分」
もちろん、比較する気持ちが完全になくなるわけではありません。ふと誰かを見て、「すごいな」「羨ましいな」と思うこともあります。しかし、その感情に振り回される必要はありません。私は比べる対象を、他人ではなく、“昨日の自分”に変えました。今日の自分が、昨日よりほんの少し成長していれば、それで十分です。昨日より丁寧に仕事ができたか。昨日より人に優しく接することができたか。昨日より少しでも前に進めたか。
成長とは、誰かに勝つことではありません。昨日の自分を少しだけ超えていくことです。人生は短距離走ではなく、長距離走です。他人のペースで走れば苦しくなります。自分のペースだからこそ、長く走り続けることができます。
羨ましさは「未来の方向」を教えてくれる
例えば、「あの人みたいな働き方が羨ましい」「自由そうで羨ましい」「挑戦していて羨ましい」。そう思ったなら、その感情を隠す必要はありません。「自分もその方向へ進みたい」という心の声なのです。羨望や嫉妬は、使い方を間違えれば苦しみになります。しかし、方向を示すコンパスとして使えば、人生を前へ進める力になります。「あの人だからできた」のではなく、「自分も挑戦すれば近づけるかもしれない」。そう考えるだけで、感情は比較から行動へと変わります。
憧れすぎると、自分に限界をつくってしまう
その象徴的な言葉があります。2023年のWBC決勝前、大谷翔平選手がチームメイトに伝えた言葉です。「今日だけは、憧れるのをやめましょう」。この言葉は、多くの人の心に残りました。相手を尊敬することと、相手を超えられない存在にしてしまうことは違います。挑戦するためには、「勝てるかもしれない」と信じることが必要です。
私は、憧れを持つことはあっても、それを崇拝には変えないようにしています。憧れは、目的地を教えてくれる看板であれば十分なのです。
幸福度の基準を下げると、人生は豊かになる
私たちは、外ばかりを見るから不足を感じます。しかし、自分の足元を見れば、多くのものをすでに持っています。幸福は、何かを手に入れた先にあるものではありません。今あるものに気付けた瞬間から始まります。
比べない人ほど、静かな強さを持っている
人と比べないとは、人に興味を持たなくなることではありません。他人は他人、自分は自分。その境界線を静かに持つことです。人生は誰かと競争するためにあるのではありません。昨日の自分を少しだけ超え続けること。その積み重ねこそが、本当の成長です。
まとめ
次回は、「成功はノウハウにならない。失敗はノウハウになる」というテーマについて掘り下げていきます。どうぞ次回も、お付き合いください。
奥村 哲次(おくむら てつじ)
IT企業でシステムエンジニアとしてキャリアをスタートし、大手小売業などのクライアント向けに多数のシステム導入・業務改革プロジェクトを経験。2014年、ITコンサルティング会社(株)ラフティを創業し代表取締役に就任。IT戦略、システム開発、DX推進、BPO設計などを一貫して手がけ、代表1名体制の企業として年商1億円規模の事業を構築する。近年は活動領域を拡張し、AI議事録サービス「VOICE MEMO AI」、廃棄ペットボトルを活用した透明サーフボード「Sea Through」、プロジェクト経営・人生哲学を発信するブログやYouTubeなど、IT・環境・ライフスタイルを横断するプロジェクトを展開している。2026年3月31日をもって代表取締役を退任し、現在は創業者特別顧問として、プロジェクトの思想設計や企画活動を中心に関わっている。
・AI議事録サービス「VOICE MEMO AI」
https://www.laughtey.com/voice-memo-ai
・SDGs推進
・廃棄ペットボトル製透明サーフボード
「Sea Through」プロジェクト
https://www.save-the-surf.com
・モチベーションブログ
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・YouTubeチャンネル
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