農業の課題解決に新たな光明
収入の不安定さや農業に対するマイナスイメージによる若手農家の減少、店頭に並ぶまでに鮮度が落ちてしまうといった流通・販路の制約――。農業の持続を阻む大きな2つの構造課題農業の持続可能性を阻む大きな2つの課題を解決に導く、ある協業プロジェクトが2026年6月に発表されました。都内で社食運営やケータリングの企画運営を行うフードコミュニケーションカンパニー・ボンディッシュ株式会社と、長野県諏訪郡原村・茅野市で農産物の生産を通じ農業従事者や農業指導者を育成する八ヶ岳農業大学校が立ち上げた、「畑とオフィスをおいしい一皿でつなぐプロジェクト」。一体、どのような取り組みなのでしょうか?
注目の循環型農業連携プロジェクト
・「採れたて野菜マルシェ」の開催
→前日に八ヶ岳で収穫した旬の野菜を都内の社員食堂で販売。通常、収穫から流通に2~3日かかるところ、産地直送で翌日に届けることで鮮度の高い野菜を提供
・八ヶ岳野菜を使用した「野菜のホットスムージー」の販売
→社員食堂で提供する人気のワンハンドメニュー「野菜のホットスムージー」に八ヶ岳農業大学校の野菜を使用
・野菜の収穫体験
→トウモロコシなどを茎ごと社員食堂へ運び、イベントとして従業員が収穫体験を実施
・八ヶ岳農業体験ツアー
→社員食堂導入企業の従業員およびその家族を対象に、八ヶ岳での農作業を体験する農業ツアーを春と秋に実施
・食品提供者の視点による学生向け食育講座
→八ヶ岳農業大学校の学生を対象にボンディッシュの食品提供者としての視点から、食をテーマとした講座を実施
広がる“食”と“農”の新たな循環
農業の現場とオフィスを食でつなぐこのプロジェクトは、農業の持続可能性を支えるだけでなく、社員食堂の新たな価値創出にも寄与する取り組みです。まずは2026年7月より都内の社員食堂や社内カフェで導入され、今後の取り組みの広がりにも期待が寄せられています。生産者、企業、働く人の三者がメリットを享受できる新たな循環型モデルとして、今後の歩みにも目を向けていきたいところです。
https://www.bondish.co.jp
八ヶ岳農業大学校
https://yatsunou.jp

