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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
 
太田さんは経営者となってからも、芸能活動を続けている。お話の中から、明確なビジョンのもと、活動を続けていることがわかった。タイタンの方針と共に、太田さんの経営に対する考え方について聞いた。
 
 

タレントが誇れる会社のために

 
事務所の立ち上げ当初は、爆笑問題以外の芸人やタレントをあずかるなんて考えていませんでしたね。だって、私はまず爆笑問題を何とかしないといけなかったから(笑)。だから、「このタレントをタイタンに所属させてくれないか」というお話があっても、ずっと断っていたんです。でもあるとき、タイタンのこの先の可能性を、自分から狭める必要はないと考え直しまして。せっかくなら、やってみよう。そのほうが、爆笑問題にとっても入ってくれるタレントにとっても、良い相乗効果があるんじゃないかと考えました。
 
 
新たに芸人やタレントをあずかるということは、彼らがタイタンに所属していることを誇れるよう、会社として多くの方に認知してもらう必要がありました。そうしたときに、私自身にもインタビューの依頼や、テレビ出演のお話をいただけたのはありがたかったですね。会社の名前を売る、大きなチャンスです。今でも芸能界でのお仕事をさせていただくときは、タレント活動をしているのではなく、タイタンの社長として会社の知名度を上げるという意識で取り組んでいます。
 
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あとは、とにかく人と会うことを意識しています。何かお仕事の依頼をいただいたら、その企画の中で何ができるのか、何が最善なのかをいかに早く担当の方と話すかが重要だと思うんです。例えば、「このタレントの本を出版したい」というお話をいただいたとします。タイタンでは、「タレントあっての出版物」という方針なので、いただいた企画が、他のタレントでも良いような「出版物ありきのタレント」であれば、その意識のすり合わせから行う必要があるんです。
 
そういった、お互いの意識の共有などは一刻も早くしたいですから、一緒に仕事をする方は、私からどんどんお食事やお酒の席に誘います。そういう場では話が具体的に進みますし、皆さんお酒が入ったほうが心を開いてくれます(笑)。日本独特の文化ですね。
 
 
仕事は、楽しみながら取り組んでいると語る太田さん。仕事に対して、ネガティブなイメージを持つ人は多いだろう。どのようにすれば、太田さんのように「楽しい」という気持ちで仕事に取り組めるのだろうか。
 
 

やってみて初めて気付くことがある

 
楽しめていないというのなら、好きなことに取り組めていないんじゃないのかな。もしやりたいと思うことが何もないのなら、今の仕事に打ち込むのもいいでしょう。でも、やりたいことがあるのなら、チャレンジしてみたらいいと思いますよ。一回きりの人生なんだから、好きなことをやったほうが楽しいでしょう?
 
でも、好きなことをやり続けるというのは、生半可な覚悟じゃできません。実際に誰かに「社長になりたい」と相談されたら、「大変だからやめとけば?」と言うかもしれない(笑)。
私は、社長になりたいと思ったことはありませんでした。でも、やるしかないからやった。そうしたら、案外楽しかったんです(笑)。
 
私は、どうでもいいことでも心配になって、考えすぎてしまう性格でして。それをずっと短所だと思っていました。でも、社長ってちょっとしたことでも、どういったリスクがあるのか、どう回避するのかを考えなきゃいけないんです。それこそ、考えすぎなんてことがないくらいに。短所だと思っていた性格が、実は経営者にとっては長所だと気付いて、すごく楽になりましたね。何事も、やってみて気付くことはあるはず。だから、まずはチャレンジしてみればいいんじゃないかな。
 
 
 
 
 

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