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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

右脳を育てる幼児教育で
生きるための力を養う

 

右脳教育を広げる三つの取り組み

 
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石黒 右脳教育というと、素早くカードをめくって描かれた内容を読み取ることで右脳を活性化させるという「フラッシュカード」を思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
 
佐々木 そうですね。確かに、フラッシュカードは象徴的な学習法ではあります。でも、それ自体が本質ではありません。そもそも右脳教育とは、子どもたちがイメージする力や感じる力を育てる能力開発のメソッドなんです。幼少期にこの力を遊びながら育むことで、勉強を苦しいものではなく、新しいことを知る喜びとして受け取れるようになるんですよ。
 
石黒 単なる早期教育ではなく、その子の脳の使い方や学び方そのものを育てていくわけですね。
 
佐々木 おっしゃる通りです。私たちが目指しているのは、右脳と左脳のバランスを整えながら、子どもたちが本来持っている力と、その子らしさを引き出し、生涯にわたって役立つ感性や脳の使い方を育むことです。幼児期の子どもの多くは、言葉を話せるようになると左脳が急激に成長し、右脳の働きは弱まっていくとされています。そうなる前に右脳の力を十分に使える状態を育てておくことが重要だと考えているんです。
 
石黒 具体的には、どのようにして右脳教育を広める活動を行っておられるんですか?
 
佐々木 大きく分けて三つあります。一つ目がスクールの展開です。私自身が持つ教室はもちろんのこと、現在では全国各地に当協会が提唱する右脳教育メソッドを実践するスクールが開設されています。それらのスクールでは、例えば心地良い音楽を聴きながらぬり絵をしたり、子どもたちがさまざまな物事に挑戦し「できた」という成功体験を積み重ねたりしながら、遊んでいるかのように学べる場をつくっているんです。
 
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石黒 なるほど。子どもたちが自然と学びたくなるような基礎をつくっているんですね。
 
佐々木 ええ。二つ目は、右脳教育を実践する講師の育成です。特に放課後等デイサービスの職員の方など、発達に課題がある子どもの養育にかかわる方から関心を持っていただくことが多いですね。そのような方を中心に、右脳教育のメソッドを伝授しています。
 
石黒 確かにそのような事業所や支援施設などにもノウハウが広がれば、より多くの子どもたちが楽しみながら学ぶ意欲を高められると思います。
 
佐々木 そうですね。そして三つ目は、親御さんを対象とした講座やセミナーの開催です。右脳教育は教室の中だけで完結するものではなく、ご家庭での関わり方がとても大切なんです。共働き世帯が増えている現代において「子どもを愛しているけれどそれが本人に伝わっているか不安だ」と感じている親御さんも少なくありません。そこで、ご家庭の中で子どもに愛情を伝える関わり方や、親子の信頼関係を育むための講座・ワークショップも開催しているんです。