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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

匠の技と一貫施工で生む
人とペットに優しい家

 

先代が築いた絆と保護猫が導いた新サービス

 
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メンテナンスもしやすい猫ちゃんの脱走防止柵
吉川 弊社は、私の母が1995年に立ち上げた会社です。最初は土木工事からスタートし、時代の変化とともに事業を拡大して現在の総合建設業へと成長を遂げました。
 
T-岡田 30年ほど前というと、建設業界は今以上に厳しい男性社会だったと思います。その中で地盤を築き、会社を成長させた先代は、本当にバイタリティのある方ですね。
 
吉川 私は20歳で弊社に入り、母の仕事ぶりを見てきました。贔屓目なしで、知識が豊富でスキルも高く、営業力も抜群でしたね。母が30年以上かけて育んできた協力会社様との絆は、現在も弊社の大きな強みの一つです。そんな母も高齢になり、私が2代目として会社を引き継ぎました。
 
T-岡田 偉大な先代の後を継ぐのは、大きなプレッシャーだったのでは。
 
吉川 その通りで、当初は「私が後を継ぐなんて無理だ」と、かなり悩みましたね。私は口下手ですし(笑)、母のような営業はできないと思っていたんです。
 
T-岡田 そこまで悩み、最終的にご決断に至った決め手は何だったのでしょう?
 
吉川 弊社のメンバーはもちろん、協力会社の皆様が「足りない部分は支えるから」と言ってくださったんです。その思いに応えるためにも「自分なりのやり方で、全力で向き合おう」と決意しました。皆様のお力添えもあり、ありがたいことに、施主様にご満足いただける施工を継続できていると感じます。
 
中尾 実は、吉川だからこそ生まれた、新たな発想・視点のサービスも多いんですよ。「猫と人が快適に過ごせる住まい」はその筆頭ですね。
 
T-岡田 どのようなきっかけでそのような着眼点を持たれたのか、非常に気になります。
 
吉川 大雨の日に、側溝で弱っていた5匹の子猫を保護したことが始まりです。当初は里親を探す予定でしたが、お世話をするうちに深い愛情が芽生え、そのうちの2匹を家族に迎えました。実際に猫たちとの暮らしが始まると、飼い主として「外で怖い思いをしてきた分、安全に、安心して暮らせる空間をつくってあげたい」「存分に楽しんでもらいながら、人も心地よく過ごせる場所にしたい」という思いが溢れてきたんです。私は神経質で心配性なところがあり、大の掃除好きでもあります。この“飼い主としての理想”と私自身のこだわりや性格をかけ合わせ、どうすれば人と猫がストレスなく共生できるか試行錯誤を繰り返しました。この実体験と工夫が原点です。
 
中尾 実際に脱走対策用の柵をつくる様子などをDIY動画としてSNSにアップしたところ、多くの反響をいただいたんです。
 
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安全性にも配慮したキャットウォーク