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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

誠実さで信頼を受ける 空調設備等の施工会社
継成工業株式会社 取締役 阿久津隼人

 
プロフィール 埼玉県出身。学業修了後、空調設備会社の営業職として経験を積み、法人・個人双方の顧客対応に携わった。その後、独立を検討する中で、元請けとして案件を発注していた空調工事会社の社長と意気投合し、2023年に共同で継成工業(株)を設立。現在は取締役として営業から施工管理まで幅広く担当し、迅速で誠実な対応で顧客と職人の信頼をつなぐ役割を担っている。
 
 
 
埼玉県越谷市を拠点に、空調・衛生設備の設置や配電工事などを手がける継成工業株式会社。取締役の阿久津隼人氏は、代表取締役を務める高玉健司(たかだま けんじ)氏と共に同社を立ち上げた。豊富な現場経験を持つ高玉社長とタッグを組むことで、設立から間もないながら、大手企業関連の現場を多数請け負い、着実に実績を積み上げている。「仕事は一緒に働きたいと思う人とする」ことを信条とする阿久津取締役に、熱い思いを聞いた。
 
 
 

運命の出会いが結んだ、二人三脚のスタート

 
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インタビュアー GG佐藤(元プロ野球選手)
GG佐藤 埼玉県越谷市を拠点に、空調・衛生設備の設置工事やメンテナンスなどを手がける継成工業株式会社さん。本日は阿久津取締役にお話をうかがいます。事前にお聞きしたところでは、ビジネスパートナーの方と共同で起業したそうですね。
 
阿久津 そうなんです。弊社の代表取締役の高玉健司とは、もともと元請け・下請けの関係でした。私が営業担当として勤務していた東京都江戸川区の空調設備会社から、高玉が経営する千葉県市川市の工事会社へ仕事を発注していたんです。ある日、私が独立して起業したいと話したところ、高玉が興味を持ってくれまして。
 
GG佐藤 市川出身の私としては一気に親近感がわきましたよ(笑)。もともとお仕事のつながりだったわけですか。
 
阿久津 ええ。彼は個人宅などBtoCの仕事を得意としていた一方、私は企業向け、つまりBtoBでの法人営業を得意としていたので、お互いの強みがぴったり合うと感じたんです。
 
GG佐藤 確かに、タッグを組むには理想的な相手だと思います。でも、江戸川区と市川市で働くお二人が、なぜ拠点としてこの越谷市を選んだのか気になりますね。
 
阿久津 実は、話しているうちにどちらも越谷市に住んでいることが判明しまして(笑)。これはもう運命だと感じて、2023年に越谷で共に新しい会社を立ち上げることを決めました。
 
GG佐藤 なるほど、意外な共通点があったんですね。お仕事の内容についても詳しくお聞きしていきましょう!