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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家庭に眠る不用品を
一点からでも出張買取

 

正しい目利きで価値あるものを次の持ち主へ

 
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亀山 ホームページを拝見したところ、一般的な買取業者さんより買取品目が相当多いようですね。
 
西浦 そうですね、業界でもトップクラスかもしれません。他社で断られてしまった物でも、ふたたび堂では買い取りができることもあるので、まずは気軽にご相談いただきたいですね。
 
亀山 オールジャンルで取り扱えるというのは、非常に魅力的です。特に強いジャンルは何でしょう?
 
西浦 カメラですね。先日は、60年前のヴィンテージカメラを買い取らせていただきました。亡くなったお父様が、ご趣味としてたくさんのカメラを持っていらっしゃいましてね。もし私が査定にうかがわなければ、ご家族は不用品として処分していたかもしれません。
 
亀山 それは素晴らしいですね。価値を見極めて次の求めている方につなぐ。まさに古物商の真髄です。買い取りした物は、その後どのように扱われるのでしょうか。
 
西浦 必要に応じてメンテナンスを施し、小売や卸を通じて次の方へ渡っていくという流れです。
 
亀山 横流しではなく、丁寧な仕事をされているんですね。ただ、和歌山県というと、保守的な土地柄だと聞いたことがあります。出張買取という新しいビジネスモデルは、他府県ほど浸透していないのではないですか?
 
西浦 おっしゃる通りです。ただ和歌山県は空き家率も高く、片付けや整理に困っている方が多い地域でもあります。これからますます需要は増えると思いますね。
 
亀山 若い世代を中心に個人売買のアプリが浸透していることもあり、和歌山県でもこれから流れが変わってくるかもしれません。個人間での売買にはトラブルもつきものでしょうから、ふたたび堂さんのようなプロにお願いするほうが安心です。遺品整理はもちろん、最近では終活で生前整理をしっかり行おうという方も増えていますよね。
 
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西浦 ええ、終活をしたいから出張買取を依頼する方も年々増えています。中には、「家を丸ごと処分したい」というご依頼もあるんですよ。そういう場合には、不動産会社さんや解体業者さんとも連携して、残置物処理や買い取りに対応させていただいています。大きな案件になるとお客様の負担も増えるので、こちらで買い取ることで少しでも負担を減らせたらと思っているんです。
 
亀山 なるほど、横のつながりがあるからこそ実現できる対応ですね。西浦代表が、お客さんに還元していきたいという気持ちも伝わってきますよ。今後、どんなことにチャレンジしたいですか?
 
西浦 まずは出張買取というサービスを広く認知していただけるようにすること。そのうえで、「和歌山県の出張買取ならふたたび堂にお願いすれば安心だね」と思っていただけるように頑張っていきたいです。
 
亀山 ホームページにも「モノの旅、ふたたび」とありました。思い入れのある品物が、それを必要としている別の持ち主の手に渡って活かされる。実に夢のあるお仕事だと思います。これからも、一つでも多くの“モノ”の旅を見届けてください。本日は、楽しいお話をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事をする中では、しんどいこともたくさんあります。それでもずっと続けていられるのは、この仕事が好きだからです。古物に囲まれているのが楽しいんですよ。
(西浦太輔)
 
 :: 店舗概要 :: 
  ■ 店舗名 出張買取専門店 ふたたび堂
■ 本社 〒649-6339 和歌山県和歌山市弘西338
■ 事業内容 出張買取専門店
■ ホームページ https://kaitori-futatabido.hp.peraichi.com/
■ Instagram https://www.instagram.com/kaitori.futatabi.do/