
インタビュアー タージン(タレント)
前川 始まりは、私の祖父が創業した小さな鉄工所です。その後、ゼネコンに勤めていた父が引き継ぎ、建設会社を併設して事業を拡大しました。私自身は会社の未来を見据えつつ、設計に興味があったので、ひとまず設計事務所に就職しまして。建築士の資格を取得してから家業を継いだんです。現在は、総合建設請負や鉄骨工事全般、建築設計、各種建築申請手続きなどに対応しています。
タージン 鉄骨・建設・設計と各世代が身につけたノウハウが結実し、それらすべてに対応できる会社が成り立ったんですね。
前川 はい。祖父・父・私それぞれが、会社としてできることを少しずつ増やしてきました。2代目だった父が正式に法人化して以来、来年の2026年で50周年を迎えます。
タージン 長い歴史の中で、数えきれないほどの案件を担われてきたことと思います。現在は、どのような建物の依頼が多いのでしょうか。
前川 公共建築物や、工場・店舗・事務所ビルといった法人様からのご依頼が多いですね。それだけでなく、一般住宅のご依頼にももちろん対応しています。

前川 大きな強みは、打ち合わせからお見積もり、設計、施工まで全部を自社で行えることです。一般的には下請け発注となる鉄骨工事についても、自社で鉄骨を製作できるため、大幅にコストカットできます。
タージン それはすごい! まさにワンストップのサービスだ。
前川 その一気通貫を実現しているのが、設計部・工務部・鉄工部です。各部署の担当者が連携することで、建物の強度や快適性、デザインなどを一体化したご提案が可能なんですよ。ありがたいことに現場での仕事ぶりや施工のクオリティが評価され、新しいご依頼をいただけているので、営業部はあえて置いていません。
タージン 営業をかけなくともお仕事が舞い込むのは、業界で信頼されている証ですね。