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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

実家のように落ち着く 純日本風ゲストハウス
ゲストハウス-くく- 代表 櫻井潤平

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 埼玉県川越市にあるゲストハウス-くく-さん。こちらは2店舗目だそうですね。
 
櫻井 はい。1号店は2020年に私の地元・新潟市の下町情緒の残る古町で開業しまして。築100年ほどの古民家を改装しています。それから、全国の都市を旅して回りましてね、ひとめぼれしたのが川越だったんです。
 
水野 名所・時の鐘からもほど近く、小江戸の中心ですね。とても落ち着いた雰囲気で海外からのお客さんにも喜ばれるでしょう。
 
櫻井 そうなんです。純日本の空間づくりを意識していて、海外でもよく知られている日本のアニメを内装のアイデアに入れています。海外の方には日本文化や寛げる空間を、もちろん日本の方にも実家に帰ってきたようにゆったりと過ごしてほしいですね。
 
水野 ゲストハウスを、しかもコロナ禍で開業したのにはどんなきっかけがあったんでしょうか。
 
櫻井 学生時代にカナダに留学したことがありまして。就職先も商社で海外の方と交流できるところに身を置いていました。その中で、自然体でいながらやりたいことをと思い立ったのが、たまたまこの時期だったんです。物件が見つかりご縁も重なりまして。
 
水野 支えてくれた方々がいらっしゃったんですね。
 
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櫻井 ええ。実は内装デザインや装飾、また1店舗の運営は兄に任せていて、この川越のスタッフのパクさんはSNSで知り合ったご縁からなんですよ。スタッフもアットホームな雰囲気づくりをしてくれているんです。自分自身もボディビルに出場するくらいトレーニングしたり、訪問パーソナルをしたりと“気になることがあったらまずは試してみる”を習慣にしているんです。頼れる人がいて、自分自身も自然体でいるからこそ、一歩踏み出せる状態の心と体でいられるのだと思います。
 
水野 すごいバイタリティですね! ということは、今後の目指している展望もあるんでしょうか。
 
櫻井 当面の目標は5店舗まで拡大することで、すでに各地で下見をしているんですよ。自分の感覚を大事にしながら動き続けて、和の空間のなかで人のご縁をつなげていきたいと思います!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事と思わないこと。おもしろい仲間たちと一緒に楽しくやっているので、仕事をしているという感覚はないんです。人間関係にフォーカスしてそこを充実させることで、仕事も楽しくなると思います。
(櫻井潤平)
 

:: 店舗情報 ::

ゲストハウス-くく-

川越店
〒350-0057 埼玉県川越市大手町1-8
新潟店
〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通3-557 2F

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