魅力ある経営者を育成し
明るい社会を築き上げる

よりレベルの高いビジネスコミュニティへ

畑山　お聞きしたところ、次世代の経営者の育成や交流などを目的としたビジネスコミュニティであるビジネス・マフィアン・クラブ、通称BMCというユニークな組織も運営しておられるとか。とてもインパクトのあるネーミングですね（笑）。

髙須　私の風貌に合わせまして（笑）、ちょっとした遊び心で“マフィア”という言葉を入れました。2025年で3年目を迎え、これまでに数多くの愛と成功のリーダー経営者たちが育ってくれています。

畑山　もともとはどのような思いから設立なさったんでしょうか。その経緯をぜひ教えてください。

髙須　日本における企業は、中小企業と呼ばれる規模の小さい会社や事業者が大半を占めていますよね。また、将来的にITやAI技術などのさらなる進化と普及によって、既存の経済活動も大きく変わると予想されています。そのような状況の中で、中小企業が事業を続けていくためのサポートをしたいという思いから設立しました。特にアーリーステージ、つまり事業を立ち上げてから成長を目指すまでの初期段階にある、スタートアップ企業を対象としているんです。

畑山　育成を目的にしておられるとなると、経営者としてはまだ経験の浅い方向けの、いわばビジネススクールのような組織なんでしょうか？

髙須　そうですね。これまで私自身が構築してきた経営者同士のネットワークの中から、リーダーシップに優れている経営者の方にディレクターやアンバサダーとなってもらい、経営者としての知識やノウハウを後進へと伝えています。これまでは、3年間にわたって無料でサービスを提供してきました。ただ、最近ではBMCの運営も軌道に乗り、メンバーたちも経営者として成長してきたことから、昨年2024年に事業を法人化し、今年7月よりサービスを有料化しました。こうすることで、これまでよりも一層、本気で事業に取り組みたいという経営者に向けて、さらにレベルの高いサポートを提供していきたいと考えています。

畑山　なるほど。BMCという事業としても、そのメンバーである経営者のみなさんも、以前よりも一段と高いステージへと進んだわけですね。