B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

道具じゃない、グラブは
あなたの相棒だ!

 
 
glay-s1top.jpg
今岡 グラブがつくられる工程を、つくり手の職人さんと話しながら見られるなんて! 子どもの頃に目で見たものや感触は心に残りやすいですから、目の前で一枚の革が自分の相棒になっていく過程を見たら、道具への愛着がいっそう強くなるはずですよ。幼少時、新品のグラブの匂いをかぎながら枕元に置いて寝ていたあの興奮を思い出します。私も子どもの頃に製造工程が見たかったなぁ。
 
丸橋 グラブは、本体の大部分を占める皮革の種類およびカラーのみならず、芯材の硬さから、親指と人差し指をつなぐ網状の部分であるウェブの形状等々、多彩なカスタマイズが可能です。職人との対話を通じ、思いを込めてつくり上げた特別なグラブだからこそ、長く大切に使っていただきたい。ですので、購入後のメンテナンスや修理にも対応しています。安い買い物ではないからこそ、一生使えるようにサポートするのが我々の義務だとも考えているんです。
 
今岡 つくり手の職人さんと直接対話し、購入後のメンテナンスまで一貫して関わることで、まさに”選手に一番近いブランド”を体現されているのですね。今後はどのように展開していくのでしょう?
 
glay-s1top.jpg
丸橋 まずは国内でD-Questというブランドを、少しでも多くの皆様に認知していただけるブランドにすることが第一です。そのうえで、将来的には海外にも進出したいと考えています。特に野球の本場であるアメリカは、非常に大きな市場ですから、いつかは国境を越え、野球を愛するすべての人のもとへ、弊社のグラブを届けることが私どもの夢です。そのためにも、野球が好きで、ものづくりに愛情を持つ人材であれば採用を検討し、私たちの理念に共感してくれる情熱を持った仲間を増やしていきたいです。その仲間たちと一緒に、「D-Questブランドを世界に通用するものへ育てていきたい」と考えています!
 
今岡 お話をうかがい、グラブ一つひとつに、つくり手である職人さんの思いが詰まっていることがよくわかりました。それに、グラブを手にする選手の喜びの原点に触れた気がします。御社のオーダーメイドグラブは単なる道具ではなく、つくり手である職人さんと対話し、共につくり上げていくことができる、言わば相棒なんですね。きっと、野球界を担う子どもたちの、物を大切にする気持ちも育まれていくことでしょう。子どもから大人まで、世界中の野球を愛するすべての人々にこのグラブが届くよう、心から応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
社員全員、「仕事がおもしろい」と感じられる職場環境をつくること! 社員全員が常に刺激を受けられ、そのうえでより良い商品を、社員の思いをお客様にお届けできるような機会を、一回でも増やすこと! それが、私の仕事、私の使命であり、やりがいにもつながっています。
(丸橋暁)
 

:: 企業情報 ::

丸和株式会社

〒556-0014 大阪府大阪市浪速区大国3-1-4

ホームページ
https://d-quest.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/d_quest_baseball