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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個々に合った自立支援を ケアマネの達人が提案!
ケアサポートひなた 代表 赤澤美保子

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 奈良市大宮町で居宅介護支援をなさっている、ケアサポートひなたさん。赤澤代表は福祉業界に入られて長いのでしょうか。
 
赤澤 最初はホームヘルパーとして約8年間働き、その後、介護支援専門員実務研修受講試験に合格して事業所のケアマネージャーになりました。その10年後、2024年10月に独立し、ケアサポートひなたを設立したんです。
 
亀山 ケアマネージャーになるには、一定の資格や福祉施設等での実務経験5年以上であることが受験条件など、長い道のりですよね。そうした苦労をしてでも資格取得を目指された背景も気になります。
 
赤澤 ホームヘルパー時代は仕事の先輩の体験談がとても勉強になりましたし、利用者さんという人生の先輩からもいろいろな話を聞けることが、とても楽しかったんです。そうした中で、もっと利用者の皆様の人生に寄り添い、奥深くサポートしたいと思うようになりました。ケアマネになったことで、利用者さんと目標を共有しながら、一人ひとりに合ったケアプランをご提案できるようになり、嬉しく思っています。
 
亀山 赤澤代表にとって、このお仕事が天職なのでしょうね。介護サービスと聞くと、一般的には利用者さんへの補助、介助のイメージが強いと思います。実際はいかがですか?
 
赤澤 介護はあくまでも自立を促すことがテーマなので、実は手を差し伸べすぎないことが大切なんですよ。ただ、自立の度合いや意思は個々で違うため、見極めながらサービスをご提供しています。また、利用者さんやご家族と、ほどよい距離感を心がけていますね。
 
亀山 適切なサポートをする必要があるからこそ、互いに心地よい距離感が大事ですよね。長くこのお仕事を続けてきた中で、ご自身では何か変化を感じておられますか?
 
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赤澤 独立後、あらためてケアマネというポジションの責任の重要性に気付いたこともあり、一人で仕事を抱え込まず、周りに助けを求められるようになりました。また、ホームヘルパーさん、デイサービスや医療職の方々、そして利用者さんやそのご家族など、異なる立場の方と話す機会を持てることは学びが多く、感謝しています。ゆくゆくは人材を増やし、これからも地域福祉をサポートしていきたいですね。
 
亀山 学ぶ姿勢を持ち続けておられ、素晴らしいです。人材不足が叫ばれる福祉業界に、赤澤代表のように、利用者さんを敬う気持ちを忘れずに仕事を楽しめる人が増えていってほしいですね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
独立してみて、今まで以上に好奇心が旺盛になりました(笑)。仕事を通じて、自分と違う世界の方々と出会い、輪が広がっていくことがとても楽しいですね!
(赤澤美保子)
 

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