B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

訪問看護と居宅介護支援
その両輪で安心の生活を

 

「あおぞら」の名のもとに

 
glay-s1top.jpg
濱中 谷田社長は経営をメインに手がけているのでしょうか。
 
谷田 そうです。医療的なことは、やはり看護師に任せたほうがいいと思いますからね。ただ、対お客様という面を考えると、接遇の面などは口を酸っぱくしてしまいます(笑)。やはり、ご自宅に1人でうかがうことが多いので、会社を代表して行っているということを忘れてほしくありません。
 
濱中 それぞれ活躍しながらも、チームとして一丸となってやっていく・・・。何だか、野球と似ていますね(笑)。
 
谷田 まさにそうですね(笑)。訪問看護というとスタンドプレーのようでいて、実はチームワークが一番大事なところなんです。利用者さんの状態を次回訪問する看護師に情報として引き継ぐなど、スタッフがみんな一つの気持ちにならないと、難しいのではないでしょうか。
 
濱中 野球と通じるものがあるように感じますよ。ところで、チーム「あおぞら」のモットーを教えてください。
 
谷田 私自身、母が仕事で家にいることが少なく、寂しい思いもそれなりに経験してきました。ゆえに、まずはスタッフの家族に同じ思いをさせたくないと。女性のライフスタイルに合わせた働き方ができる会社にしたいと考えています。また、今はまだ訪問看護がセカンドチョイスになっているので、新卒でも働ける場所にすべく、積極的に採用活動を進めています。研修生の受け入れも始めたところなんですよ。
 
濱中 普通は病院勤務を数年してから訪問看護へ、というケースをよく聞きますよね。そうではなく、すぐに訪問看護へと。
 
glay-s1top.jpg
谷田 そうなんです。結局はその人自身の人間力と言いますか、状況判断力が必要な部分だと思うんですよ。早いうちから、仕事経験を培っていってもらいたいですね。
 
濱中 なるほど。会話の中から現状の課題を引き出し、会社に持ち帰ってどう改善していくかを皆さんで共有するわけだ。
 
谷田 おっしゃる通りです。そういったニーズを察してくれさえすれば、あとは全員で話し合い、解決できます。
 
濱中 まさしく、野球のチームのようです。バッターボックスでは1人でも、あとは全員がつないでくれる。谷田社長は、チームメイトを取りまとめる監督ですね。
 
谷田 いいチームづくりをしなくてはいけないですね(笑)。阪神タイガースが岡田監督のもと日本一になったように、「あおぞら」は、ケアプランから看取りまで利用者様やご家族の方に寄り添った質の高いケアを目指します!