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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

米国で学んだノウハウで
日本の企業をサポート!

 
 
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藤間 実際の経験に基づいて海外の組織運営、マネジメントのノウハウを教えられるのは、私の強みだと思いますね。正直なところ、現在の日本ではマネジメントの知識はあっても、それを正しく実践できている企業はあまり多くないと感じます。以前、ある企業の役員から、社員が経営に意見をくれないと相談を受けました。お話を聞いていると、その役員は良かれと思ってすぐにアドバイスをしていることがわかりました。上司のアドバイスは部下には命令になります。役員はそのつもりはなくても、部下にしてみればいつも命令されていたのです。私の上司であったグローバル企業のアメリカ人の社長は、いつも私に「あなたはどう思う」と聞いてきました。上司が部下に「あなたはどう思う」と聞くと、部下は上司に意見が言えるのでとても効果的です。そしていつも聞かれるので、部下は常に自分の考えを持つようになり、自律するようになります。そこで、グローバルリーダーがよく使う「あなたはどう思う」の問いかけをすることを提案しました。この「あなたはどう思う」の問いかけをした結果、社員たちが意見を出しやすくなったことで、円滑な組織運営が実現しました。このように、私はお客様が海外のマネジメントのノウハウを有効的に取り入れられるよう、サポートしています。
 
山田 知識があっても、実際に運用するためのノウハウを知らなければ活用はできませんからね。藤間社長のように、活用するための方法までしっかりサポートしてくださる方はとても貴重だと思います。最後に、これからの目標についてもぜひ教えてください。
 
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藤間 この仕事を通して、「Japan as Number One」を、もう一度実現したいと思っています。これは1979年に米国の社会学者が著した本のタイトルでもあり、日本的経営を高く評価し、日本経済の黄金期を象徴していました。経済成長に沸いていた当時の日本は、海外からも模範とされる国だったんです。しかし、現在の日本は経済が低迷し、マネジメントの面でも海外に比べて遅れていると言わざるを得ません。その現状を変えるため、これからも多くの企業の人財育成やマネジメントの支援を続けていきたいですね。私は、もともと日本には災害などでつらい時でも他者を思いやる倫理観が備わっていると考えています。日本的な良さである倫理観と、グローバルで通用するマネジメントが合わされば、もう一度「Japan as Number One」が叶うと信じています。
 
山田 日本を再び世界が憧れる国にしたいというのは、本当に素晴らしい目標だと思います。その情熱を大事にしながら、これからも多くの企業を指導していってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分自身が叶えたい目標に向かって、少しでも一歩先へ進んだと思えたときは本当に嬉しいですし、その積み重ねが仕事の楽しさにつながると思います。
(藤間美樹)
 

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