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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

222年の伝統をつなぐ
神戸の老舗和菓子店!

 

蔵を改装し地域の憩いの場として活用!

 
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萬田 例えば、季節のフルーツを取り入れた「シャインマスカット大福」「パインアップル大福」などは大人気ですね。今は和菓子も極端に甘くないものが求められているので、私たちも時代のニーズを敏感に感じ取りながら新商品を送り出しています。そこで今日は当店自慢の一品である「冷やししるこ」を亀山さんに召し上がっていただきたいです。
 
亀山 もちろん喜んでいただきます。──なるほど。からみつくような甘さではなく、さらっとしているので食べやすいですね。食欲が落ちる夏のデザートにぴったりですよ。
 
萬田 亀山さんに褒めていただけると嬉しいですね。当店は今後も伝統を守りながら斬新な和菓子をお客様に届けます。そして、地域活性化にも取り組む予定なんですよ。
 
亀山 どのようなプランがあるのか、ぜひ、詳しく教えてください。
 
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萬田 阪神・淡路大震災で店舗は全壊しました。その中で唯一、明治末期に建てた蔵だけが残ったんです。現在、その蔵を改装中でして。梁を残したまま吹き抜けにして、囲炉裏のある畳敷きの茶室などを設けます。年明けに完成したら音楽リサイタルや落語会を催すなど、地元の方々の社交の場、憩いの場として活用していただこうと考えているんですよ。
 
亀山 近所にちょっとした隠れ家的なスペースがあると、ますます生活が豊かになります。萬田代表は、地域の暮らしに貢献することを考えていらっしゃるんですね。
 
萬田 ええ、和菓子店の経営には人との絆が欠かせません。当店の歴史もお客様がつむいでくださったものなんです。だからこそ、私たちは伝統に甘んじることなく日々の探求を続け新たな活動に挑戦しますよ。神戸で育った和菓子文化を次の世代につなげます!
 
亀山 長い歴史にあぐらをかくことなく、変革を恐れない萬田代表を私も応援します。これからもたくさんのお客さんに、そして、地域のみなさんに笑顔を届けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
和菓子づくりは、宝探しだと思っています。お客様に感動していただける味を見つけること。その宝探しが仕事の楽しみなんですよ。
(萬田悠介)
 
 :: 店舗概要 :: 
  ■ 店舗名 御菓子司 虎屋吉末
■ 所在地 〒658-0046 兵庫県神戸市東灘区御影本町4-1-1
■ 事業内容 和菓子店の運営
■ 創業 享和元年
■ ホームページ https://www.toraya1801.com/