B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

高い技術力と対応力で
想像を超える庭を実現!

 

人も素材もいいところを伸ばすことを大切に

 
glay-s1top.jpg
原田 そうした姿勢が、独創的かつセンスが光るプライベート空間の提供につながっているんでしょうね。平井代表がかけているメガネは左右で大きさが違うんですね。先ほどから気になっていました。とてもおしゃれでステキですよ。
 
平井 ありがとうございます。このメガネは、大阪の超個性的なめがね屋で、フルオーダーしたんですよ。特に最先端のものが好きというわけではないのですが、自分の感性が反応したものにはすぐに興味が出るタイプなんです。
 
原田 その感性が、ほかの人とは違う何かを生み出しているのかもしれないですね。造園はまさに感性が重要なお仕事。同じ場所の施工でも、平井社長ならユニークな視点で他の職人さんにはできない庭づくりをしてくださるんだと思います。そう言えば、御社では女性の庭師さんも活躍中だと聞いていますよ。
 
平井 ええ。熊本出身の彼女は、中学生の頃から庭師になろうと思っていたという覚悟と根性の持ち主なんですよ。造園の本場である京都で腕を磨きたいというので弊社で働いてもらっています。積極的に学ぶ気持ちがあり、どんどん技術を吸収しているから、将来が期待できる人材です。
 
原田 それはすごいですね。でも考えてみれば、女性ならではの細やかな感受性は造園にぴったりかもしれないですね。力仕事が多く苦労も尽きないでしょうが、ぜひ、このまま大きく成長してもらいたいですよね。それにしても、業界の枠にとらわれず、女性の職人や若い人材が輝ける環境を用意するのが平井スタイルなんだなと感じましたよ。
 
glay-s1top.jpg
平井 私は庭師として、木や石など素材の良さを引き出すことを最も大切にしています。それは人材でも同じこと。その人のいいところを伸ばせなければ、親方として失格だと言われても仕方がないと覚悟し、育成に取り組んでいます。
 
原田 人や素材との一期一会の出会いを生かしていく平井社長はまさに、信頼できる庭師さんだと思いました。京都にこのような職人さんが残っていることが私も嬉しいですよ。
 
平井 ありがとうございます。私は庭師になったときから、自分の腕を求めてくださる方がいるならどこへでも行くと決めていました。ですから今後は、今よりもさらに営業範囲を広げ、全国で仕事をしたいです。父から受け継いだ伝統を忘れず、新しいことも積極的に取り入れ、チャレンジを続けていきます!
 
原田 昔ながらの職人としての魂と、業界の常識や固定観念を打ち破る冒険心を併せ持っているところが平井社長の一番の魅力でしょうね。これからも造園の世界に新しい風を吹かせ、お客さんに最高のお庭を届けてください。応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
同じ方向性を持った仲間と一緒に仕事ができると楽しいです。そうやって仕事ができているから、お客様もついてきてくれるんじゃないかと思うんです。そうやって、人との関係が深まり、つながりが広がっていくのも楽しいですね。
(平井幸輝)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社緑輝造園
■ 本社 〒607-8126 京都府京都市山科区大塚元屋敷町36
■ 事業内容 造園業
■ 設立 平成5年2月
■ ホームページ https://ryokkizouen.com