住宅やマンションにおける水漏れなどを防ぐ防水工事。重要な部分だからこそ信頼できる業者に任せたいところだ。株式会社アスクレオの代表取締役を務める長野巧氏は若くして独立したこともあり、最初は仕事の受注がままならない状況だったが、持ち前の行動力で次々に取引先を開拓してきた。事業が軌道に乗った現在、次の目標として未来に向けた関係づくりを考えている。バイタリティ溢れる長野社長の胸の内をうかがった。
家族や友人への思いが原動力!

インタビュアー 嶋大輔(タレント)
長野 私は父親の知人に勧められ、10代半ばから建築業界で働き始めました。最初は内装関係の仕事に就き、その後、転職した先の防水工事にやりがいを感じ、独立への決意が固まったんです。2020年に個人で独立をして現在の会社を立ち上げたのは1年前の2022年で、当時は20代前半でした。
嶋 若くして独立されたんですね。仕事が肌に合っていたのでしょうか。
長野 そうなんです。10代の頃は仕事のため早起きをしなければならなくて毎日がハードでしたが、逆に言えばそれ以外は何も苦にならず、早く独立したいと思っていましたね。
嶋 とは言っても、独立当初は苦労もあったのではないかと想像します。
長野 おっしゃる通りで、何のツテもなく独立したので、最初は鳴かず飛ばずでしたね。けれど、会社勤めを辞めて一緒に独立してくれた幼馴染みの仕事仲間がいましたし、子どもも授かったので取引先を開拓するために必死で営業をしました。名刺を配ったり、街で作業車を見かけては、その施工業者さんにアプローチしたりするうちに、何とか新規の依頼を獲得でき、事業を軌道に乗せられたんです。
嶋 ご家族やお仲間という守るべきものがあったからこそ、諦めることなく頑張れたんですね!