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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

工事現場を円滑に進める 交通誘導警備のプロ集団
株式会社ABCガード 取締役本部長 小山敏文

 
プロフィール 兵庫県出身。運送会社を営む両親のもとに生まれる。両親の紹介で中堅の運送会社に入社。厳しい環境で一から現場仕事を叩き込まれ、やがて神戸支店を任されるなど着実に経験を積む。50歳を過ぎた頃に転職を考え、警備業界に足を踏み入れる。現在は交通誘導整備に特化した(株)ABCガードの取締役本部長として、後進の育成に力を注いでいる。【ホームページ
 
 
 
兵庫県明石市に根差して15年、交通誘導整備に特化した警備業を手がける株式会社ABC(エービーシー)ガード。取締役本部長として同社を牽引するのが、現場第一線主義を貫く小山敏文氏だ。「警備員の仕事が少しでも周囲に感謝される職業になることが目標」と話す小山氏は、警備業界全体の将来を見据え、若い世代の育成に何よりも力を注いでいる。そんな小山氏に、仕事のやりがいや将来の展望を熱く語ってもらった。
 
 
 

運送業界を経て警備業の世界に

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県明石市に拠点を置き、交通誘導警備を手がけている株式会社ABCガードさん。まずは小山さんの歩みを教えていただけますか。
 
小山 私は運送会社を営む両親のもとに生まれました。ただ当時は親の仕事を継ぐのが嫌で、体力を使う他の職種に就いていたんです。しばらくして、この肉体労働をこの先もずっと続けていくのは厳しいと思い、両親の紹介で中小企業の運送会社で働くことになりました。仕事のいろはをゼロから学び、神戸支店も任せていただくなど、いろいろな仕事を経験しましたね。
 
狩野 以前も組織をまとめる立場だったんですね。
 
小山 そうなんです。会社が大きくなればなるほど、現場と上層部の意見の齟齬も生まれますよね。個人の考え方、組織の考え方両方の間を取り持っていたんです。
 
狩野 双方の意見を汲み取りながら、中立的な立場でいるのは苦労も多かったと思います。警備業の世界に入られたのはいつ頃ですか?
 
小山 50歳を過ぎた頃に、別の仕事に挑戦しようと思い警備業の世界に進み、今年2023年で15年になります。現在は25人体制で、明石市をはじめ加古川市、神戸市のエリアを中心に交通誘導警備を行っています。
 
 
 
 

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