B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

煩雑な手続きもお任せ 火災保険をもっと有益に
Home Insurance 代表 篠田陽介

 
プロフィール 石川県出身。12年間大手ハウスメーカー勤務、2年間外資保険会社勤務の経験を持つ。ハウスメーカー時代、火災保険は加入者が多いにも関わらず申請漏れが非常に多く、有効活用されていない現状を目にした。それを変えるべく、2022年9月にHome Insuranceを設立。自然災害の多い北陸3県で、顧客に保険給付金を正当に受け取ってもらえるよう日々奮闘している。【ホームページ
 
 
 
火災保険は、火災だけでなく自然災害における損害も補償するという事実は意外と知られていない。Home Insurance(ホームインシュアランス)の篠田陽介代表は、自ら建物調査に赴き、どのような些細なことも見逃さぬよう目を光らせ、適切に保険金の申請を行う。すべては、「顧客の利益のために」。住宅と保険、両業界で培った豊富な知識と経験をもとに、顧客が理想のライフプランを立てられるよう、サポートしていきたいと考えている。
 
 
 

火災保険の有効活用を目指して

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 個人で行うにはハードルが高い火災保険申請のサポートを主事業とされているHome Insuranceさん。人生のお困りごとに幅広く対応している篠田代表にお話をうかがえるということで、楽しみにしていました。火災保険申請サポートって珍しいお仕事ですよね。
 
篠田 そうですね。少なくとも現状では、北陸3県で同業他社さんは一社もない状態です。
 
矢部 ずっと保険関係のお仕事をされていたんですか?
 
篠田 いえいえ、父の仕事が大工だったので、最初は建築業界から入ったんです。その後、ハウスメーカーや外資系の保険会社にも勤務しました。住宅販売はもちろん、火災保険も取り扱っていました。そのとき、せっかく入っていただいた火災保険があまり有効に使われていない現実を目にして、火災保険の申請サポート業を行うことに決めたんです。
 
矢部 確かに、保険に関してはよくわからないことが多いです。不動産屋さんに勧められるままサインをし、結局どういうものなのかわからないまま、という人も珍しくないでしょう。
 
篠田 矢部さんのおっしゃる通りです。だからこそ、この仕事の必要性を強く感じたんですよね。