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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

キャリアの悩みを支援し
皆が笑顔で働ける社会を

 

すべての人が活躍できる社会をつくりたい

 
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タージン 波乱万丈の人生を歩んでこられたのですね。その後の展開が気になります。
 
髙島 路頭に迷っていた私は、再起を図ろうと藁にもすがる思いで大手通信会社の派遣社員として働き始めました。必死になって働いて、1年後には、営業チームリーダーとして契約社員、総合社員まで昇進することができたんです。主に営業、販売を担当していたものの、部下にテクニックだけを教えても、すぐに営業がうまくなるわけではありません。仕事をするうえで大事なのは、何のために働くのか? という自分自身の目的を持つことが第一ですから、次第に「大事なのはお客様にものを売るだけではなくて、仕事を通じて自分がどうなりたいかやろ?」と売り方よりも生き方にアプローチした指導をするようになりました。
 
タージン “企業は人なり”と言いますし、人を育てることは社会貢献にもつながりますよね。その人に合ったアドバイスをして部下が変わっていく様を見ると、髙島代表もやりがいを感じたのでは?
 
髙島 タージンさんのおっしゃる通りで、12年間にわたりさまざまな背景を持つ部下とかかわることで、人の育成にやりがいを感じるようになりました。そして2016年に人事本部の人財開発部に異動し、社員育成を目的とした研修の企画開発や講師として登壇し、全国の社員の育成に携わるようになったんです。
 
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タージン 見事な出世コースですね。大企業ということもありますから、たくさんの社員の育成に携わったのでしょう。
 
髙島 はい。5年半ほどで延べ1万人の人材育成に携わりました。そうして定年が近づくにつれて、今後のキャリアを考えるようになりまして。何を生業にしようか考えたとき、人を育成したり、元気づけたりするのが好きだと再認識し、これまでの経験を生かすべく、手に職をつけようと2018年にキャリアコンサルタントの資格を取得しました。そして2019年には、仕事をする傍ら大学院に進学してあらためて経営の勉強をし、準備期間を経て弊社を立ち上げた次第です。
 
タージン 大学院にまで通われるとは、すごいバイタリティですね! 常にチャレンジされてきた様子が伝わってきますよ。ちなみに、トライアンフ合同会社さんの社名にはどのような意味が込められているのでしょう。
 
髙島 トライアンフとは、英語で「Triumph」で、勝利や大成功、成功の喜びといった意味を持ちます。また、厳しい戦いなどで勝利したときや、大きく差をつけて勝利した場合にも使われる表現でもあるんです。そのように私たちが、クライエントの皆様と共に、“人生のトライアンフを目指したい”という思いから社名として名付けました。