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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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きっかけは、コロナ禍と闘病経験

 
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畑山 ずっと先生として仕事をされてきた角代表がコンサルティング業界に身を置こうと思ったのには、どのようなきっかけがあったんでしょうか。
 
 きっかけは大きく2つあります。1つ目はコロナ禍ですね。学校が休校になり、子どもたちは学校に通えず、授業も受けられないという状況がしばらく続きましたよね。その中で、私たち教員の仕事の在り方も大きく変わりました。そうやって社会が大きく変化していく中で、将来を担う子どもたち、そして社会を支える現役世代の教員たちの学び方、働き方をサポートしたいと思ったんです。
 
畑山 コロナ禍により生活形態や労働環境が変わったことが、大きな要因の一つだったと。残りのきっかけは何だったんでしょう?
 
 自分自身の闘病経験です。ある日突然、難病を患っていることが発覚し、約2ヶ月間、療養生活を送ることになってしまいまして。周囲の方々の支えもあって、幸い病は克服できました。その経験を経たことで、今度は自分が誰かを支える立場になりたいと思うようになったんです。それで、今までの経験を活かして教育業界に貢献していこうと決めました。
 
畑山 短い期間に社会的な変化と自分自身にも訪れた大きな試練を経験した結果、今があるわけだ。具体的には、どのような人たちの相談に乗られているんでしょうか。
 
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 大学法人に向けた経営コンサルティングをしています。私自身、学校教員の採用担当をしていて、多くの大学に足を運ぶ機会がありました。そこで、大学の置かれている現状を目にして、現役で教育現場に携わっている私だからこそ、支援できることがあるんじゃないかと考えたんです。ほかに、学習塾向けの経営コンサルティングもしています。大学受験の在り方もどんどん変化していく中で、学習塾も柔軟に変わっていく必要があります。そのお手伝いができればと考えているんですよ。
 
畑山 やはり法人向けがメインということですね。
 
 それだけでなく、個人のお客様のご相談にも、もちろん乗らせていただいています。例えばキャリアアップであったり起業であったりと、自らの仕事のスタイルに変化を求めている方々に対しても、お力になれると考えています。また、子育て世代に向けては、お子さんの将来のためにどのような学校を選ぶべきかというご相談にも対応しているんです。
 
畑山 それは頼もしい! 現役の教育現場で働くプロの角代表から直接アドバイスを受けられるのですから、保護者の方々も安心ですね!