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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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変わりゆく今だからこそ求められる仕事

 
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畑山 先ほどからお話をうかがっていて、教育の現場も一昔前とはずいぶん変わっているような印象を受けました。少子化の影響もかなり受けているんじゃないですか?
 
 おっしゃる通りです。子どもの数が減ればそれに比例して、受け皿も減ることになりますからね。そういう意味でも、いかに魅力的な学校づくりをするかという点が、昔よりも求められるようになってきました。また、学生一人ひとりに対して“個”が求められるようになってきたのも大きな変化だと思います。
 
畑山 それは、具体的に言うと、どのようなことなんでしょうか。
 
 学力だけを求められる時代は終わった、ということです。社会に出たときに、「どのようなことができるか」「どのようなことが頑張れるか」をしっかり持っていることが学生に求められるようになっています。学力一辺倒ではない、多様な人材を育成することが学校に課せられるようになってきたというわけです。そのためには、企業など、さまざまなところと連携して、新しい“学びのビジネス”を創出していくことが大切なんですよ。
 
畑山 そこで、角代表の培ってきたご経験と、経営コンサルティングのノウハウが役に立つというわけですね。
 
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 そうですね。ただし、刻一刻と変化する社会環境に対応し続けるためには、自分自身もしっかりとスピード感を持って成長していかなければなりません。実は最近、教育現場で培ってきた経験を最大に活かすために、2ヶ月の独学で、企業経営アドバイザー検定試験の知識科目に合格したんですよ。そこで学んだ外部環境分析、マーケティング、プロモーション、モチベーション論、それらすべてを自分の教育経験とリンクさせて、皆様に新しいご提案をさせていただきたいと思っているんです。
 
畑山 2ヶ月の準備期間で合格されるなんて、本当にすごいですね。教育業界を知り尽くしている角代表だからこそ、課題や変えていくべきところが可視化でき、それを経営的な立場から改革する支援ができるんでしょうね。古い常識や価値観にとらわれることなく活動ができる角代表のような方は、教育業界にとって必要な人材なんだろうと思いました。