B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

どんな依頼も断らない 信頼の塗装で事業拡大
株式会社宮崎塗装巧芸 代表取締役 宮崎満春

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 東京都練馬区を拠点に躍進中の、株式会社宮崎塗装巧芸さんにお邪魔しています。内装・外装リフォーム、外構・エクステリア工事、店舗什器の工事と幅広い事業内容に驚きますが、まずは会社と宮崎代表の歩みを教えていただけますか。
 
宮崎 もともと弊社は、塗装職人の父が1968年に個人事業で立ち上げた会社で、当時から住宅、店舗、鉄道施設など、さまざまな工事を手がけていました。働く父の姿を見て職人に憧れていた私も、アルバイトをするようになり、いくつかの職種を経験するなかで、職人とは別の夢を描いた時期もありましてね。父の後を継ぐか夢を追うか悩みましたが、大切な家族の幸せのためにベストなのは、自分が父をサポートしていくことだと決断し、1995年、19歳で父と共に働くようになりました。
 
矢部 それからさらなる勢いで事業を拡大してきたようですね。
 
宮崎 はい。父の事業を引き継ぐとともに、駅、ショッピングモール、飲食チェーン店、ゴルフ場、カーディーラー、コンビニなど、私個人としても手がける領域を増やしました。そして、2016年の法人化で私が代表に就任し、現在30代から50代までの3名のスタッフと一緒に現場で汗を流しています。
 
矢部 こちらの事務所までの階段や入り口から、まるで高級サロンのような内装で驚きました!
 
事務所の内装もプロの仕事が施されている
事務所の内装もプロの仕事が施されている
宮崎 実はここ、もとはすごく殺風景で、妻の提案で改装したんです。ショールームとしてお客様にお見せすることで、私共の技術を信用していただけたらなと思います。
 
矢部 このセンスを見れば、安心して仕事をお願いすることができますよ。もちろん御社は工事の実力も折り紙付きだということが伝わってきます。
 
宮崎 ありがとうございます。私のこだわりはお客様のご依頼を絶対に断らないこと。例えば先日も、ある店舗の塗装を担当した際、デザイナーの発注ミスでコンセプトが間違っていたんです。依頼主から、翌朝までに塗り直してほしいと言われ、最初は無理だと思いましたが、私の中に依頼を断る選択肢はありませんので、頑張って朝には塗り直しを完了しました。その結果「ありがとう。本当に助かったよ」と感謝の言葉をかけていただきました。