建設業とIT事業の融合

インタビュアー 水野裕子(タレント)
石綿 いろんな人に「何で?」と不思議そうな顔をされます(笑)。私はもともと建設業をメインに取り組んできており、IXI CAPITALは個人事業から合わせると10年目に入るところです。3S3は新しい会社で、ITに強いビジネスパートナーとの出会いがきっかけで設立するに至りました。
水野 異業種交流という言葉は昔からよく聞きます。でも、懇親会などで少し立ち話するぐらいで、新事業に発展するところまではなかなか結び付かないイメージを持っていました。石綿社長とパートナーさんの出会いはとても実り多いものになりましたね。
石綿 ええ。彼とは学生時代の同級生という間柄です。以前、彼にとって足りない部分と私にとって足りない部分について話したことがありまして。その足りないものとは、彼にとっては建設物のような“有形のもの”で、私の場合はネットを行き交う情報のような“無形のもの”なんじゃないかという結論になりました。それで私たちは意気投合し、お互いの得意分野を持ち寄って、何かおもしろいことにチャレンジしようとなったんです。
水野 足りない部分を補い合うというより、まるで「お互いが持っているものを激しくぶつけ合ったらどうなるかな」とワクワクしているみたいですね(笑)。