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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

山梨の特産品を販売及びPR
生産者と消費者の架け橋

 

生産者と消費者を結び付ける架け橋

 
glay-s1top.jpg 人気の特産品を数多く扱っている
人気の特産品を数多く扱っている
宮地 販売業だといろいろなお客さんとの出会いもあると思います。これまでに印象に残っている方はいますか?
 
宮川 たくさんいらっしゃる中でも、桃をお買い上げいただいたお客様からのお手紙は鮮明に覚えています。お父様が末期がんで何も食べられないような状況で、ご家族の方が「父に大好きな桃を食べさせてあげたい」と弊社にご注文いただきました。そしてお父様は届いた桃を食し、「こんなにおいしい桃は食べたことがない」と喜んでくださったそうです。今の仕事をやっていて本当に良かったと心の底から思えた出来事でしたね。
 
宮地 まるで映画のワンシーンのようなエピソードですね。記憶に残る思い出のフルーツのお話は、初めて聞いたかもしれません。とても貴重な体験だと思いますし、宮川社長がおいしい桃を厳選しているからこそ、お客さんと生産者さんをつないであげられたのだと思います。きっとご家族で、次のシーズンも「あの思い出の桃を食べよう!」となりますよ。
 
宮川 そうであれば嬉しいですね。ほかの農作物と同様、フルーツの味も、その年の気候や環境によってどうしても差異が出てしまうものです。ですから、そのお客様とは良いご縁があったのだと思います。
 
宮地 スーパーで思い切って高価なフルーツを買っても、食べてみると期待していた味じゃないこともありますよね。宮川社長のような方が販売してくださると、失望するリスクの確率は下がるでしょうし、山梨県産という国産の安心感もあるので、とても購入しやすいと思います。
 
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宮川 ありがとうございます。ご注文いただいた品物を郵送して終わりでは寂しいので、毎回手紙も一緒に入れて発送させていただいています。生産者の方のものづくりへの思い入れや愛情が、少しでもお客様に伝わればと願っているんです。
 
宮地 その宮川社長の熱い気持ちは、きっと伝わっていますよ。
 
宮川 SNSも活用していまして、Instagramのトップにも、生産者の方々の日々の研究の苦労や、つくり手の熱い思いを記載しています。私は人とのつながりを重視していますので、今後ももっと多くの方々と楽しくつながっていけるよう全力で取り組んでいきます。