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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

年齢を問わず健康に! スイマーが指導するジム
GLEEN GYM 代表トレーナー 齋藤優作

 
プロフィール 山形県鶴岡市出身。3歳で水泳を始める。オリンピック出場を目指し練習を続けるも怪我が重なり、22歳で競技人生に区切りをつけた。大学卒業後は商社勤務を経て、主にダイエットを指導するトレーナーとして独立。2021年3月、GLEEN GYMをオープンした。スイマーとしての身体づくりにおいて学んだノウハウをトレーニング方法に取り入れ、「くびれをつくれるジム」として評判を呼んでいる。【ホームページ
 
 
 
東京・神楽坂に構えるパーソナルトレーニングジム、GLEEN GYM(グリーンジム)。元競泳選手で代表トレーナーを務める齋藤優作氏が、スイマーのように柔らかくしなやかな身体をつくるトレーニングを提供している。年齢を問わず美しい曲線美をつくれると好評を博し、今や予約がほぼ取れなくなっているという同ジムは、事業拡大を行う予定。将来は地元の山形県にも出店したいと語る齋藤代表の思いに、同じ東北出身の八重樫東氏が迫った。
 
 
 

「ありがとう」を求めて独立

 
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インタビュアー 八重樫東(元ボクシング世界王者)
八重樫 東京都新宿区にあるGLEEN GYMさん。齋藤代表は、競泳に長らく打ち込んでいたアスリートだとうかがっていますよ。それだけのスポーツ経験がある齋藤代表がトレーナーとして指導してくださるなら、お客さんも安心してトレーニングに打ち込めそうです! 
 
齋藤 トレーナーとして現役のボクサーを指導されている八重樫さんにそう言っていただけて、非常に光栄です。八重樫さんのおっしゃるように、私は3歳から22歳までずっと水泳に熱中しておりました。今でこそこうしてジムを運営しているものの、体育大学卒業後はとある商社に就職したんですよ。
 
八重樫 それは意外です。なぜ商社に勤められたのでしょう?
 
齋藤 それまでずっと水泳漬けの日々だったので、経済がどのように回っているのか一度勉強してみたいと感じたんです。それを商社でなら働きながら学べると思いましてね。ただ、結局やりがいをそれほど感じられなくて。というのも、エンドユーザー様とかかわることが少なく、お客様から直接「ありがとう」と言っていただける機会がほとんどなかったんですよ。もともと私は、「ありがとう」という感謝の言葉をいただいてこそモチベーションが上がる性格なので、お客様とコミュニケーションを取りながら、お礼の言葉を直にいただけるような仕事は何だろうと考えたときに、たどり着いたのがトレーナーの仕事でした。