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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アンテナの工事と修理を
リーズナブルかつ丁寧に

 

お金には代えられない本当に好きな仕事を

 
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石黒 専門業者が少ない分野で勝負されている大貫代表。あらためて、これまでの歩みをお聞かせください。もともと独立願望があったんですよね?
 
大貫 はい。学生時代から独立志向が強く、社会に出たら何か自営業をやりたいと考えていました。そこで大学卒業後、すぐにラーメン店を始めたんです。
 
石黒 最初のお仕事はまったくの異業種だったのですね。実は私の夫も、ラーメン店を営んでいるんです(笑)。
 
大貫 そうだ、LUNA SEAの真矢さんもラーメン店をプロデュースされていますよね。なんだか嬉しいなぁ(笑)。私の父が食品関係の仕事をしていたこともあり、自然と飲食店経営に心が向いたんです。
 
石黒 私も親近感が湧きました(笑)。どのようにして今のアンテナ事業に方向転換されたのか気になります。
 
大貫 東京などの都会と違い、群馬では集客が難しく、最終的には手を引きました。その後もいくつかの飲食業を経験したものの、ある日、知り合いから建築関係の仕事をやらないかと声をかけられたのです。
 
石黒 建築関係! 今の仕事に近付いてきた感じですね。
 
大貫 仕事の内容は太陽光パネルの施工で、スタッフをどんどん集めて50人ぐらいの大所帯になりました。
 
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石黒 すごいじゃないですか。経営が順調だったのですね。
 
大貫 仕事の依頼が次々に入り売り上げも増えました。でも、それだけでは満足したくない気持ちも生じましてね。実は取引先の企業さんとスタッフの板挟みになって悩みもいろいろとあったんです。そんな中で、「今後は自分が好きなことだけをしよう。お金のために我慢ばかりするのはやめよう」と思うようになりました。そして、どうせなら人の役に立ちたいと思い、新たにアンテナの事業を始めたんです。
 
石黒 自分らしく働きたい、という切実な思いが背景にあったのですね。アンテナの事業を立ち上げる際、不安はありませんでしたか。
 
大貫 学生時代の同級生と一緒に事業をスタートできたので、心強かったです。彼の得意分野は人との交渉などのコミュニケーションで、私は手先が器用なので技術面を担いました。お互いの本領を発揮し合うことで、事業を軌道に乗せることができたのです。
 
石黒 気心知れた学生時代からのご友人と一緒に立ち上げられたとは。素敵な流れですね。
 
大貫 はい。おかげさまで、とても仕事が楽しい毎日を送っています。