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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

クライアントの心を掴む
独自スタイルの営業代行

 

“難しい”を代わりに引き受ける

 
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畑山 あらためて、YOLCさんの詳しい業務内容を教えてください。
 
大西 先ほど申し上げたように、メイン業務は営業代行です。営業代行というと新規顧客獲得や契約獲得などの業務をクライアント様に代わって行うイメージがあるかと思いますが、弊社は業務に幅を設けず、クライアント様のさまざまなニーズにお応えしたいと考えています。「自分たちでやるのは難しい」と思うことがあれば何でもお引き受けしますので、声をかけていただきたいですね。
 
畑山 頼もしいお言葉です。いわば何でも屋のような印象を受けますよ。これまでにどんなご依頼がありましたか?
 
大西 以前、老舗のお茶製造企業様から本社の移転先を探してほしいと頼まれたことがありました。希望するエリアをうかがった後、自ら現地に赴き、地域の方々に「この辺りに一企業の本社に条件の良さそうな物件はありませんか?」と聞いて回ったんです。条件の合った建物を見つけて持ち主様を探し出し、お話させていだだきまして。それで無事に、移転先が決まりました。
 
畑山 その用途に適切なエリアや物件を探すのは、自分でやろうとすると手間がかかるしノウハウがないと見極めきれないですよね。それを代わりにやっていただけるなんて、依頼主さんとしては助かるだろうなあ。実際に仕事をお願いする場合、どのような流れになるのでしょう?
 
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大西 まず、弊社独自の「ネゴビット方式」でクライアント様と話し合い、いただく報酬額を決めていきます。ネゴビットとは交渉を意味する「ネゴシエーション」と、「これくらいの値段なら買えますよ」という、買い手が提示する値段を指す「ビット」をかけ合わせた造語です。要は私と話してみたうえでどれくらいの金額なら任せられるか決めていただき、成功した場合、その報酬額をいただくという形ですね。案件着手段階で報酬額の半分を頂戴するものの、結果を出せなかった場合や期限内に遂行できなかった場合は、返金します。ただ、そのようなことはほとんどないんですよ。
 
畑山 大西代表の自信の表れですね。そういえばYOLCさんは広告デザインや広告代理業務も手がけているとうかがいました。業務の幅広さは、多様なお仕事を経験されてきた大西代表ならではです。
 
大西 弊社名は私のイニシャルY.OにLast Chapterの頭文字であるLとCを加えた言葉から名付けています。これまでさまざまな事業を行ってきた私の“最終章”という意味を込めているんですよ。この仕事が私自身の集大成なのだという気持ちで取り組んでいきます!